今回は私の頚のヘルニアの治療法についてです。
頚のヘルニアは手の痺れや筋力低下が出てくるだけではなく、頚の動きも制限します。
今回の患者様は頚を後ろに反らす事ができないどころか、真っすぐにするだけで右腕に痺れが出てくる。
また、左に頭を倒しても右腕に痺れが出てきます。
このような症状がある時、一般的なリハビリではどのようなことをするのでしょうか？
私も理学療法士なのであまり言いたくはないのですが、マッサージ（マッサージは治療ではありません。癒しです。）を行っている所が大半なのではないでしょうか？
せめて頚神経が出てくる関節と関節の間の空間を広げるために関節へのアプローチをするのではないでしょうか？
イメージしてみて下さい。
筋肉をマッサージして、頚のヘルニアで圧迫している神経を開放することができるでしょうか？
筋肉は表面であり、神経は深部にあります。
また、頚の軟骨の神経圧迫である神経症状が、関節のみの治療でよくなるのでしょうか？
私は少なくとも、これだけで変化を出したことがありません。（若いころはやってたので解ります。）
私はヘルニアを引っ込める事はできませんが、そこに引っ掛かっている神経の滑りを良くすることはできます。
腰もそうですが、頚のヘルニアには圧迫されている神経がヘルニアにより狭くなった空間をうまく滑るようになる事が大切です。
いくら狭くなっても、神経が滑ることができれば神経症状は出ることがありません。
なので、私の治療は神経の滑りを促すことです。（企業秘密とは言いませんが、細かく説明しても文面だけで理解したと思い、いきなり実践しようとしてしまう治療家が少なからずいるので、弊害を考えて詳細は書かないようにします。）
神経の滑りを促すのと並行して、神経が出てくる空間も広げる必要があるため、もちろん関節にもアプローチします。
今回の患者様は、治療後は頚を後ろへ反らす事ができ、左へ頭を倒しても腕の痺れは改善していました。
上記の様な症状がある場合、症状の変化に長い時間がかかると思う方が多いかもしれませんが、神経の滑りが良くなると治療後には変化に気づくことができるでしょう！
リハビリに通っている方は、治療者が状態を把握する期間として、１回や２回（３回～４回？）は変化が出ないことはあるかもしれませんが、それ以上期間を要するのであれば、担当の治療者を変えてもらう必要があるかもしれません。
「神経の滑り」の概念は理学療法士としては一般的ではありませんが、非常に重要な概念なので、それを知っている治療者に治療をして頂く事が必須です！
『たくみの手 施術院 』
痛みの治療に通い続ける事が当たり前になっていませんか？
「訪問オステオパシー」「訪問リハビリ」
～ 変化の見える施術を行います ～
営業範囲：広島県広島市東区、中区、安芸郡府中町（エリア外でもご相談下さい。）
営業時間 ： 9時30分 ～ 17時00分
（時間外でも可能な場合がありますので、ご相談下さい）
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１回の施術 約５０分 ６，６００円（税込み）
初めてご利用の方へ
これまで医療保険などを使って治療に通われていた方にとっては「どこに行っても似たようなことをするから同じでしょ！どんなことをしてどんな効果があるかも分からないのに試しにくい！」と思われる方が大半と思います。私も同じです。「初回無料！」と言いたいところですが、自分の技術を無料にすることは「たくみ（匠）」ではないと考えているため、初回は半額料金（３，３００円（税込み））とさせて頂きます。
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