昨日(7/20)と来週月曜日が会社が決めた節電休暇となっている為、4連休になっています。
決まったのは1ヶ月以上前ですが、よりによってこんな涼しい日に当たるとは
いろいろと物入りなので、遠出をひかえることにしていますが、この平日に休めるメリットを
生かし、6/30、7/7に続いて、マウリッツハイス美術館展に行きました。
今回は、真珠の耳飾りの少女にとても興味を示していた母を連れて行きました。
東京都美術館前に着いたのは、9時25分。正門は開いていませんが、右側の通用門から
入場させています。通用門から入ると階段での移動になるので、母の足を考え、9時半まで
待って、エスカレーターを利用できる、正門から入場しました。
65歳以上の当日券は900円で、一般の前売り券1300円より安いので、母の分は当日券を
買いました(念のため保険証提示)。ほとんど並んでおらず、タイムロスはきわめて僅か
入場待ちの列に並んだ時は10分待ちの表示が出ていました。
私は3回目だったので、母のペースに合わせました。母は私に素朴な質問を投げかけながらも
意外な集中力を発揮して、鑑賞していました
ホッベマの「農家のある森」、ライスダールの「ベントハイム城の眺望」が気に入ったようで、
熱心に観ていました。どうやら風景画が好きなようです。私も一緒に観ていたので、改めて細部
まで観ることができました。
その次の「歴史画(物語画)」には、ルーベンス、レンブラント、フェルメールの大作が並び、熱心に
鑑賞していました。じっくりと観ることで、ここでも再発見がありました
エスカレーターを上がって、いよいよ真珠の耳飾りの少女が展示してあるエリアへ。
既にたくさんの人が並んでおり、30~40分待ちとのアナウンスがされています。
実際30分ほどで真珠の耳飾りの少女の前に行けましたが、歩きながらの鑑賞になりました。
私の場合、牛歩のようにゆっくり歩いていたので、係員から「前の人に続いて進んでください」と
言われてしまいました
真珠の耳飾りの少女をじっくり観るには、少し距離がありますが、列の境界線あたりから
肩越し、頭越しに観るしかありません。この手も混雑度が増したら、厳しいかもしれません・・
さて、大目的を達成した母の集中力が切れ、「喉が渇いた。」、「足が疲れた。」と言い始めたので、
後は足早にならざるを得なくなりました。これだけは観たほうが良いと私が思っている作品には足
を留めさせましたが、かなり鑑賞が雑になっていました。
人が多くて暑い上に、集中力を使ってしまったので仕方ないですね。
鑑賞後はミュージアムショップで買い物をしました。このマウリッツハイス美術館展は品数豊富で
目移りがしますが、短時間で済ませました。あと2回は来ますし
今回買ったのは
フェルメール・ミッフィー
ポストカード
B5クリアファイル
今回の目玉はこれ
フェルメールのカメラ箱
光のつぶだちを見られるか
ミュージアムショップを後にして、喉を潤すために東京都美術館内の「M cafe」で、蜂蜜入りの
にんじんジュースを飲みました。少し高めですが、美味しかったです。
流暢な日本語を話すインド人(南アジア系)の女性店員さんが注文を取りに来ましたが、ララァを
実写版で配役するとしたら、ストライクです。次回もここに来ます
あらためまして、今回で3回目の入場となったマウリッツハイス美術館展ですが、そろそろ購入品の
チェックをしてから行かないと、重複して買う危険性が出てきました
ここで一つお知らせ。6/30の入場の際に配布されたポストーカード(左上)は、
7/7と7/20の入場の際には配布されませんでした。
初日の特典だったのかもしれません。
図版
最後に昨日の混雑情報を参考までに。
9時半頃は待ち時間10分でしたが、東京都美術館を出た11時半頃は地下1階から延々と
長い列が続き、最後尾は東京都美術館の敷地を出て、数十メートルになっていました。
夏休み前の平日でこの状態ですから、会期が終わりに近づくにつれ、大混雑になるのが
目に見えています。鑑賞予定の方には早めに行くことをお勧めします。
私も最終日近くにも行こうと思っていましたが、迷っています。
以前、ミレーの「落穂拾い」を会期終了間際に観に行こうとし、3時間待ちで断念したことが
あります。今回はそれを上回ると思います。