仙台には仕事で3回、プライベートで4回行ったことがあります。
仙台を訪れると必ず食べるのが牛タンと笹かま。
現地で食べると、美味しいんですよね~。
その二つを手に入れるべく立ち寄ったのが、池袋にある「宮城ふるさとプラザ」。
19時頃に着いたのですが、狭い店は買い物客でごった返していました。
「被災地のものを買って支援したい」と思う人が多いあらわれなんでしょうか。
レジ横の透明な募金箱には多くのお札が入っていました。
棚が空になっているところが幾つかあり、目当ての一つの笹かまは見当たりませんでした。
あと気付いた範囲では、萩の月も無くなっていました。
牛タンはまだ結構残っていたので、塩味と味噌味を買いました。
これだけも満足です。何度か買っているので美味しさは保証済み。
わずかですが、おつりの中から募金をしました。
ただ、ちょっと違和感も感じています。自己矛盾というか…
「被災地のものを消費する」というのは、上から目線のような感じがするといったところです。
牛タンと笹かまを買いに行ったはずなのに、店の活況ぶりに、いろんな物に手を出しそうな自分がいました。
本来ならあまり売れないものを売れると生産者に錯覚を起こさせ、人心が落ち着いた頃に余剰な生産設備を抱えさせてしまうリスク。
また、キャンペーン的な流れに販売機会を奪われてしまう人達がどこかいるかもしれない…
一時の熱狂に流されず、冷静に良いものは良いと見極めることが長い目で見て、大事なことと考えています。
