税金はちゃんと納めよう
東京に出てきて、はや二ヶ月。
最近少しお腹周りが気になりだして、
夜の散歩兼ジョギングでもしようかなと考えて家を飛び出した昨晩。
ちょっと肌寒いけど、走って体が暖まるとこれが気持ちいい。
軽く走って、疲れたら軽く歩いて、息を整ったらまた走り出す。
この道は何処に続いているのだろうか?
年甲斐も無く冒険心が頭をもたげる。
どこまでも行けそうな気がする。
今日はとことん町を探検しよう。
知らない道に、良さげなお店があって、
今度明るい時に行ってみようと考えてみたり、
色々な発見に心がときめく。
どれくらい走ったのだろう。
時計に目をやる。
走ったり歩いたりで、気が付けば一時間ほど経っていた。
そろそろ帰ろうか。
僕は来た道を引き返す。
そこを左に曲がってしばらくまっすぐ。
あの赤い看板を右に行ったら白い犬が・・・・いなかった(゜ω ゜ )
あれ?ここどこ?
やばい迷った_| ̄|○
おぼろげな記憶を頼りに、右へ左へ。
されど眼前には見知らぬ道、道、道。
困った時こそナポレオン・ヒルの成功哲学を思い出そう(え?)
何かヒントになるものが書いてあったはずだ。
その時僕は閃いた。
こんな時こそマスターマインドだ!
マスターマインドとは、
普段は全然関係ない人たちが手を取り合って一つの目標を達成する事。
もう僕は迷わなかった。
このマスターマインドを最大限に駆使すれば乗り越えれないものは無い。
僕は足を止め、ある場所を探す。
たしかさっきあったはず。
しかし、そこには僕を助けてくれるマスターマインドは居なかった。
仕方ない、そこにあった電話の受話器を手に取り、
指定された番号に電話をする。
すぐに出た!
「 はい警察です 」
「 あの迷子の対応お願いします 」
「 迷子ですか、こんな時間に危険ですね。すぐに向かいます 」
「 お願いします。どうも家への道がわからないところまで来てしまったみたいで 」
「 わかりました。そこを動かないでくださいね 」
まぁ、迷子になってるのはおっさんなので危険は無いんだけどね(゜ω ゜ )
そう、僕が駆け込んだのは交番だ。
日ごろ税金を納めてるんだから、こんな時こそ仕事してもらわないとね。
しばらくして、素晴らしきマスターマインド・・・・もとい、警官が駆けつける。
事の真相を細かく説明すると、かなり白い目で見られた。
おかしいな、電話でも僕は嘘なんて一言もついてないのに。
そんなこんなで、帰りはパトカー初体験♪
まさか家まで送ってくれるとは思いませんでした。
うん、税金は払っておくもんだね(゜ω ゜ )
行きはよいよい、帰りはなんとやら。
みなさんも知らない土地でのジョギングには気をつけましょう。