伝説の男
さて、仕事の合間にみんなのテーマです。
今日選んだのは、昨日と同じ “オレだけか?わたしだけか?”です。
こういう勘違いミスって多いんですよね(汗)
それは僕がまだ中間管理職ではなかった頃。
ある企業に出向で行っていたときだった。
何日かその職場で働いていたら、ある人物の名前をよく耳にした。
“伝説の田中さん”
伝説ってなんぞや?
気になって仕方なかった僕は、その会社の人に聞いてみた。
「伝説の田中さんってどんなことされた方なんですか?」
「伝説の田中さんがやったこと?そんなん “伝説” に決まってだろ」
「だからその “伝説” が知りたいんです」
「そうは言われてもなぁ・・・・・・ “伝説” は “伝説” としか言えないよ」
どうにも腑に落ちない回答だった。
別の人に聞いてみても、同じような回答しか得られず何だか気持ち悪い。
それからしばらく経ってから、その会社の部長に呼び出された。
「この書類を伝説の田中に渡してきてくれ」
部長でさえ “伝説” と認める田中さんってどんな人なんだ?
抑えきれない疑問をつい口にしてしまう。
「部長、田中さんの “伝説” ってどんなものなんですか?」
「伝説は伝説しかないだろ。他に無いよ」
「だからその “伝説” って?」
「だから伝説だよ」
「ではその伝説の田中さんはどこにいるんですか?」
こうなったら本人に聞いて確かめるしかない。
「そんなん決まってるだろ。伝説の田中だぞ?伝説の部屋以外無いでしょ」
伝説の部屋?
伝説の男はVIP対応で専用の部屋を持っているのか?
部長でさえ専用部屋を持ってないのに。
「その伝説の部屋はどこにあるんですか?」
「伝説の部屋はB棟のの2階の突き当たりだよ」
B棟にそんな部屋あったっけ?
しかし、行ってみれば全てが分かることだ。
僕は喜び勇んで行ったさ。
そして部屋にたどり着いて目にしたものは!
『電気設備室』
伝説:×
電設:○
そんなバカな!!!Σ(゜□ ゜;)
今ではこの話が伝説になってるらしい。
これがナポレオン・ヒルの言う潜在意識による思い込みの力か・・・・・疑問すら持たなかったよ_| ̄|○