■頭部に続き2個目の改修項目である「胸部の大型化」をしました。
私個人の見解ですが、このキットはどうしても頭部が大きき見えます。
改修としては①頭部を小さくするか②体全体を大きくするかになりますが、①の場合難易度が非常に高いので選択しとしては②の方になるかと思います。
通常は胸部を一回り大きくすると、それに伴い「腹部」 「腕」 「脚」と言う風に全体を調整する事になる訳ですが、今回のバルバトスのキットではもともと脚と腕が長めだったので、胸部増大に伴っての改修は腹部の延長のみで、理想のスタイルをたたき出す事が出来ました。
それでは解説と共に結果をご覧下さい。
■このキットは1/100なのですがフレームがちゃんと存在し、見せるフレームとなっているのでフレームもきちんと改修したいと思います。
A:この部分は胸部フレームの幅を広げるためにプラ板で3mm延長する事によってはめ込んだ時にBの
飛び出た状態になる様にしています。
C:ここは腹部の延長の部分で、プラ板の挟み込みで9㎜の延長としました。
■次は胸部アーマーの増幅ですが、胸部プレートを中央と左右を切り離して3分割にし、プラ板を挟み込みました。
横幅だけ延長すると平べったく立体感の無い感じになってしまうので厚みを出す為に前方にも延長しています。
■インテークダクトから腹部にかけてのアーマーも左右と前方に延長しました。
D:腹部中央のアーマーですが横幅はそのままで前方に3mmと下方に3mm延長しています。
E:左右のパーツを切り離してプラ板の挟み込みで3㎜づつ延長しました。
F:Fのパーツはダクトフィンの部分を切り離して元々の取り付け部分を使用します。
G:のインテークダクトフィンは胸部延長に伴い短くなってしまうので、プラ板で延長した同じ形の羽根を左右3枚づつ新たに作り接着しています。
■組み立てるとこんな感じで胸部の増大と腹部の延長が出来ました。
バルバトス特有の悪魔的ポージングをしたいので、それが出来るように調整し改修しています。
■この画像だけでは、大きくなったと言ってもピンとこないので仮で組み上げてみましたので、最後にご覧下さい。
■こんな感じです。如何でしょうか?
これが悪魔的ポージングの一つで、実際は右手にメイスを持っています。