■さて、初心者向け作例ですが、今回で終了となります。
今回の、この胸部の増幅改修は初心者の方には最大の難所となるかと思います。
前回の頭部改修で挫折された方もいるのでは?と思いますが腹部の改修~頭部改修でもルプスの改修としては充分なのです。
言ってしまえば、胸部の増幅はしてもしなくても良い改修なのですが、もっと高みを目指したい方のみ失敗を覚悟の上で挑戦してみて下さい。
では、集まるがよい!強者ども!!
■塗装の流れ
1.サーフェイサーの塗装
2.下地塗装
3.本塗装
4.クリアー塗装
5.スミ入れ・デカール貼り
6.フラットコート塗装
■塗装につきましては1~6までの流れで進めていきます。
では、1~6までの工程を詳しく説明していきます。
■各項目の説明
1.サーフェイサーの塗装
●サーフェイサーの役割は、細かなペーパー傷を消したり、塗料の食いつきを良くし、パーツの透けを抑え素材の質感を一定にする効果があります。
2.下地塗装
●塗装色には赤や黄色等の下地の影響を受けて発色しない色があります。
その場合は発色しやすいホワイト等の下地色を塗る必要があります。
(計算して故意的に発色させない場合は、この限りではありません。)
3.本塗装
●この場合の塗装はラッカー系の塗料をエアーブラシで塗装する場合ですが、塗料の希釈は塗料:うすめ液=1:2くらいです。色やメーカーによって微調整が必要ですが、その加減は
感覚なので練習して経験値を上げるしかありません。塗装は、薄く3~4回塗り重ねます。
4.クリアー塗装
●クリアー塗装は、全体の艶を一定にしてスミ入れのスミが流れやすく拭き取り易くするためと、デカールのシルバリングを抑える為です。
5.スミ入れ・デカール貼り
●スミ入れは、エナメル系の塗料を使い、仕上げのコート前にデカールを貼ります。
6.フラットコート塗装
●最後の仕上げにクリアー塗料でコーテイングします。ガンプラの場合はオモチャ感を無くす為に艶を消すフラットコートが主流ですが、好みで半艶でも構いません。
2~3回に分けて塗りますが最初の吹き付けはごく薄くサッと吹きます。
最初から厚く吹くとデカールが溶けてしまったり、スミ入れが滲んでしまいます。
■その他、塗装の仕方を詳しく知りたい場合はインターネットや教本で各自調べてみて下さい。私より上手に教えてもらえると思います。
今回の記事で初心者講座は終わりですが、このバルバトスルプスはオークションに出品しますので、引き続きディテール等の製作記をUPします。
初心者の方は参考程度に見てもらい、後は独自の感覚や好みで仕上げていって下さい。
それでは、1/100 バルバトスルプス次回完成かな? ゜+*:.(●’v`*pq)