某印刷ショップ店長のあきヤンと申します。
素性を隠して、公平な視点から印刷業界のヘンなところや
解りにくい疑問などに答えていきたいと考えております。
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…そうは言っても、基本的に飽き性なモンで
テーマをシバると飽きて、書かなくなる可能性も否定できません![]()
なので、たまに全く違う話をすると思われます。
さらに、「にがおえ師みき」と交互に書きますので、
話題や文脈の一貫性も保障致しかねます。
それでも「まぁ、読んだろか。」と思われるお心の広い方のみ、
宜しくお付き合い下さいませ。
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今日は「なぜ、4の倍数ごとの枚数設定なのか?」
と題して、書きます。
ネット通販で年賀状印刷を注文したことありますか?
注文ができる枚数が少ないところでは4枚から可能です。
その次が、8枚、12枚、16枚、20枚、……
と4の倍数で増えていきます。
仮に50枚欲しいと考えている場合、選択肢として48枚か52枚となり、
「いや、50枚でエエんやけど…。中途半端やなぁ。
まぁ、書き損じる場合も考えて52枚でもエエか。」
…と思われた方の多いのではないでしょうか。
なぜ、4の倍数ごとの枚数設定なのか?
…そこには、一般には知られてはいない驚愕の事実が隠されているのであった!!!
続きは60秒後…
ウソです。![]()
驚愕でも何でもございませんm(_ _)m
単に、年賀はがきが4枚で1シートの商品があるンですわ。
↓これです。

印刷業者向けに「四面連刷」という商品があります。
一度に4枚分を印刷できるので、時間とコスト(※)が1/4になります。
サイズは200mm×296mmなので、A4が印刷できるプリンターでしたら
ご家庭でも印刷可能です。
(※レーザープリンタでカウンター料金設定の場合)
これ、郵便局で普通に売ってます。
郵便局員の方に「四面連刷」はがきをください。
といえば、1枚(200円)から売ってくれます。
但し、中央郵便局並みの店でないと、在庫していない可能性がございます。

ただ、問題なのは、このままではポストに入らない…
いや、普通郵便として受け付けてもらえません。
つまり、はがきサイズ(100mm×148mm)に切り離す必要があります。
カッターナイフと定規でも切れなくはないですが、
うまく切れる保障もないですし、そもそも面倒くさい。。。![]()
一般向けに公に販売していないのは、
そもそも需要がないから なのでしょう。。。
どうでも良い知識が身に付きましたね![]()
…というわけで、「なぜ、4の倍数ごとの枚数設定なのか?」
という疑問は解決しました。
もし、印刷に関して疑問や質問がございましたら、
コメントを頂けますでしょうか。
あなたの疑問を解決し、皆さまのお役に立てると存じます。
ところで、
【平成25年用お年玉付】年賀状はがき・年賀切手(くじ付)
当選番号が発表されましたね。↓クリックで拡大します。

(1等)957503
(2等)111316
(2等)294651
(2等)346247
(3等) 5635
(4等) 29
(4等) 70
…皆様、どうでしたか?
引換えは平成25年7月22日(月)までです。お忘れなく!