塗装業において、塗装工事を行うのに必ず必要な資格というものは特になく、塗装技能士の資格についても、あるに越したことはありませんが、必ずないといけないというものではありません。
ここが注目するポイントですね。
20年や30年近いキャリアがありながらも、ここ北九州でも塗装技能士の資格を有していない、優れた職人もたくさんいます。
また、塗装○○技師や塗装○○者というような、塗装業者さん独自でつけた名前もあったりします。
ただし、その塗装職人さんが
「優れた技術を有する職人なのかどうか?」
ということは、実際にご自宅を塗装作業してもらってからでないとわかりません。
いくらその塗装職人さんの人柄や良く見えても、また「塗装の腕前は大丈夫」と本人から言われても、正直なところ少し、心配がありますよね。
お客さま自身の判断材料が他にないのですから。
そこで、塗装技能士の資格というものの必要性が活きてきます。
上でも挙げているように、塗装技能士の資格は、実務の経験がないと受験資格を得ることができません。
また、国が定めた基準をクリアし、合格しないとその資格を得ることができません。
塗装技能士の資格を有するということは、その技術を身につけているという証明になります。
さらに、一級塗装技能士の資格を有するということは、最低でも7年以上の実務経験を持ち、長年現場で一生懸命働いてきたという証明になります。
塗装職人選びをする判断のうえで、1つの目安になることは間違いないでしょう。
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