大事なことを書き忘れたわ。
義父に、「教育費も老後資金ももう用意してあるから、うちはお金には困ってない」って言ったのは、義兄の手前、もちろんハッタリ(強がり)ですよん(笑)
そんな余裕あるわけないやん、読んで下さってるかたは、わかってるとは思いますが~。

教育費も老後資金も一応、独身時代からコツコツと用意はしてあるけど、果たして足りるかは、わかりません。
だから、普通に、コツコツと節約もしてますわよー。


↑私と夫が出会った時、夫の実家に初めて燕が巣を作ったそうです✨




義兄たちの嫁たちが、介護を放棄するほど(?)義父を嫌うのは、義父がドケチだからなんです。

義姉たちが「子どもがいるのに、おかず出さない」と愚痴っていたのですが、当時、嫁にきて間もない私にはピンときませんでした。

義実家にお泊まりした翌朝の朝食時、キッチンで義父母が、軽く言い争ってる声が聞こえました。
食卓に焼き鮭を何切れ出すかで揉めていたんです。聞こえないふりをしました。
義母はケチではなく常識的ですが、義父は義母を「お嬢様育ちだから贅沢で」などといいます。

結局、義母が引き下がったようで、食卓には、卵焼きと味噌汁と、焼き鮭が二切れ出されました。
食べ盛りの息子二人と、大人四人の計六人いるのに二切れですよ。冷蔵庫に二切れを残しているんです。
「あー、義姉が言ってたのはコレか。確かに嫌なものだな。」と思いました。

でもね、そうやって息子を三人育てて、大学までやってきたんだから、私はそんなことで嫌いにはなりませんでした。
節約もせずに我が子の教育費や自分の老後資金を用意できないよりは、何百倍もマシですから(←私の親)。


そんな理解ある嫁(自分で言う)の私でも、それはないだろ!と頭にきたことがありました。


義父の誕生日に、うなぎを食べに連れていったんですよ。
一人前四千円近い、それを六人分のご馳走ですよ。当時の我が家には思いきった出費です。

その席で、義父は、「もうすぐクリスマスにお正月か~。孫が6人いると、金かかって困るわ」と笑いながら愚痴ったんです、私に。
旦那にだけ言うならまだ分かるけど、なぜ嫁の私に?

「クリスマスもお年玉も、いいですよー」とでも言って欲しかったのかな?
だけど、子どものことだから、それは遠慮しませんよ、だからその代わりに好物の鰻をご馳走してるのに。

その場では何も言わなかったけど、家に帰ってから夫に怒り狂ったわ。
悪気がないから、余計にたちが悪い、っていうか。
いつも会うたびに、車検で金がかかったとか、税金払って金がかかった、とか言うのです。

うちだって、車三台の車検払ってるし、保険も税金も払ってるわ、笑、
って、最近は言い返してます。

本当にお金がなくて、いつもお金の心配をしてる人が、つい愚痴ってしまうなら、まだ分かるんですが、
普通に収入も蓄えもある人が言うのって、気分悪いですよね。

義父には、その貧乏性な癖を改めてもらわないと、いつか私がブチ切れしまいそうなので、あえて、「これからは贅沢してお金を使ってね」と言ったんです。


私が義父を嫌いにならないのは、私が貧乏育ちだからです。
普通に豊かな家庭で育った義姉たちは、そんな義父とは暮らせないんだろうな、ということは充分に理解できます。

でも、逆に言うと、義父の欠点はそれだけなんですよ、本当に良い人です。
だから、夫にとって大切な両親だから、私も大切にしたい、と思えます。


↑同居を始めて、1~2年後には、全然考えが変わっていたりしてね。
数年後に私がどう言ってるか、楽しみですね~。