お義実家を売るシリーズ⑦です。

長いので、興味のある方だけ読んでくださいね。

興味のある方は①~⑥もご覧ください。


共感能力のお高いかたは血圧注意ですよ。

愚痴のお嫌いな方は、そっと、閉じてくださいね。





再建築不可で二束三文だと思っていた義実家が、不動産屋さんの尽力により、一千万は下らないと知った途端に、夫の兄(長兄)は、不動産屋に自分の名刺を渡し、自分のところに連絡を寄越すように言いました。



カチンときた私は「この家の事は私たち三男夫婦が任されていますので~…」と言うと、不穏な空気を察した義父が、す~っとその場からいなくなりました。



良くデキた不動産屋さん、その場では「はい、分かりました」と名刺を受け取り、返事をしてくれましたが、絶対に困惑しています。



長兄は、私がカチンときたことを察するも、「これはH家の財産の問題だから、失敗のないように、H家の長男として、自分がしっかりと対処しないといけない」などと言い出しました。



は???

私もH家の人間ですけど?!

三男の嫁には任せられないとでも?


いまさら長男ヅラするなら、もっと大前提としてやるべきことがあるでしょう?


子育て終わってるくせに親の介護を放棄して、なにが長男よ。

うちはまだ、高1と大1の息子がいるし、私の父も同居してる、

それなのに、義父が老老介護シンドイというから同居を決めたのに。


うちに何かのメリットがあると思われては心外なので、この不動産屋が来る前、

長兄の前で私は義父に、こう言いました。


「うちは、何のローンもないし、息子たちの教育費も、自分の老後資金も、もう貯めてあるから、お金には困っていない。

だから、お父さん達のお金は少しもあてにしてないし、残さなくていいからね。

自分たちの生活が快適になるように、これからは贅沢もして、使いきってくれていいからね。

お父さん達の快適な生活が、私たちの快適さにもつながるんだから、ケチってはダメよ。

それと、貯金が一千万以上あると、もしも施設に、ってなったときに困るから、元気なうちにどんどん使ってね」

と話しました。


長兄は、私のこの考えに、危機感をもったのかもしれません。

長兄の嫁が去年、東京の人気地に美容院を開いたので、もしかしたら、少しでも遺産が欲しいのかもしれません。



実際には、光熱費や送迎代などで月2~3万はもらうし、葬式代と墓石代くらいは残してもらいます。


私の収入がなくなることを思うと、本当は月30万貰いたいくらいですが、義父母がたまにお寿司をおごってくれるくらいの気遣いを見せてくれたらそれで良いと思っています。

(↑ドケチでそういう気遣いがないからイライラするんですけどね 笑)



話は戻ります。



カチンとくるも、喧嘩になると義父母は悲しむだろうし、その場では一度引き下がり、帰ってから、夫に怒り狂う私

長兄に対してもですが、その場から逃げた義父にも腹が立ちます。


夫から義父に、

「三男夫婦に任せてあるのだから、お前は口を出すなと長兄に言ってほしい」

「長兄に全て任せたいのならばそれでもいい、面倒だから私は手を引く(親の面倒はみるよ)」と伝えてもらった。


ことなかれ主義の義父は、初めは「別にいいやん、心配してくれてるんだから」とのらりくらりしていたようだが、

私が怒り狂っているのがようやくわかったようで、しぶしぶ、長兄に手を引くように伝えてくれて、

不動産屋さんにも、「今まで通り三男が取り仕切るから長兄には伝えなくて良い」と言い、やっと収まりました。


別に、私がやりたいからやっているわけじゃないし、人に任せるなら任せたいわよ。

義父が長兄に任せたいとは思ってないだろうから、私が頑張ってやってきたんじゃないかよー。



このあと、長兄は、怒り狂って次兄に愚痴ったらしいですが、次兄は弁えているので、

「親の面倒みない者が、財産のことだけ口出しはできんよ。それが世の中の道理ってもんだよ」となだめてくれたらしいです。


グッジョブ次兄!!



そして、不動産屋さんM社と3ヶ月の専任契約を結びました。

購入を検討している若いご夫婦が数組、チラホラ見学に来てくれているみたいです。

↑いまココ



また進展などありましたら、⑧に続きます。