昨日の私立入試一日目、次男は第一志望の本命校を受けた。

(そんなに行きたいなら推薦入試にしておけばよかったのに…)


帰るなり、いろいろ問題の答えを聞かれていちいち答えてしまった(後悔)


塾生には「私立入試が全部終わるまで答え合わせをするな、話題にもするな」と言っているくせに、

反抗期の次男に頼りにされるのが嬉しくてつい答えてしまったのだ。

その結果、得意の数学のミスが4つ、他の科目の間違いもいくつかあった。

(聞かれたものだけで5科目合計10個くらい間違えていたので、実際はもっと間違えているかも)


次男はガッカリというか、ショックは受けていましたが、やりきった感はあるようです。

合否は不安ですが、とりあえず何とか、気持ちを切り替えて頑張れそうな感じです。



↑名鉄百貨店が閉店するので、お気に入りの店に田楽を食べに行きました♪↑





普段は「ミス」という言葉が嫌いで、塾生たちに、

「しっかりした学力があったらミスなんかしないんだよ

5+3を計算ミスする中学生はおらんやろ

小学一年生なら経験不足で間違えるかもしれないけどな。

ミスなんて言葉で自分を甘やかすな

ミスなどしない学力、ミスしても余りある学力をつけろ」などと言っている私だけど…


「直径と半径読みまちがえたー」

「小数点以下は何桁、ってかいてあるのに整数部分も数えてしまったー」

「答え出てるのに写し間違えたー」

「全部解き方わかってたのにー」

…うん、ミスったね、確かに全部ケアレスミスだ…と、ショックをうける私。


残りの試験の前に、塾生たちにももっと注意喚起をしなくては!!


普段のテストではぬかりなく高得点がとれる子でも、入試本番では、思わぬミスをやらかすことがあるのだろう

具体例を挙げながら「こんなケアレスミスに気を付けろ」という指導を、もっと普段からしつこくすべきだと、改めて気づかされました。




先日、1~2年生の課題テストの結果を見せてもらい、得意科目が「98点」「99点」という子が何人かいました。


そういうとき、高得点や順位トップテンをとれた喜びよりも「満点を取れなかった悔しさ」が残るようです。

私も、中学生のときの、99点をとった悔しさはよく覚えていますが、100点をとった嬉しさは、テスト結果の表を見ても全然思い出せません。不思議なものですね。


経験不足、実力不足での失点は仕方がないけれど、注意力不足でのミスで残念な結果にならないよう、明日の私立入試最終日は、気を引き締めていきましょう

自信がある問題こそ、「何かミスしてるかも?」と思って、しっかり見直しをしてくださいね。




【ミスや間違いの例(思い付くまま…)】


●「記号で」とかいてあるのに言葉で解答してしまう

●計算の途中で「-」や「π」をどこかに置いてきてしまう

●社会で「割合」のグラフなのに、計算もせず「数」のグラフだと思い込んで、増減の変化を間違える

●社会で「前年比」のグラフなのに、「割合」のグラフだと思い込んで、増減の変化を間違える

●「直径」と「半径」を間違える

●「球」と「円柱」を間違える

●「円柱」と「円錐」を間違える

●熱量の公式を、発生した熱量と受け取った熱量、どちらを使うか間違える

●3倍か1/3倍かを間違える

●toが前置詞なのに不定詞だと間違える

●数えられる名詞に何もついていない

(冠詞か所有格か複数形にする)

●答えが合っているのに、解答欄に写すときに写し間違える

●単数か複数かを間違える

●~こと、~など、という解答の語尾をつけ忘れる。

●抜き出せ、と書いてあるのに、漢字をひらがなで書いたり、句読点をうちわすれる。

●一文を、と書いてあるのに、文の途中を抜き出してしまう

●正しいものを選べ、というとき、半分合っていて、半分間違っている文を、正しいと思い込んでしまう

●何人か?何個か?と聞かれてるのに、X=7などと答えてしまう


などなど…

こうして挙げてみればきりがないので、科目別にミスりやすいものを、そのうちまとめてみたいですね。(そのうちにね~)



普段から、自分で答え合わせをするようにすると、ミスに気づく練習になりますので、

小学校3年生くらいからは、親が宿題などの答え合わせをしないほうが良いですよ。