「マインドマップ的読書感想文」に「スゴイ学び方」が!

 

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ありがとうございます。

 

 

【知的生産?】『最高のアウトプットができる スゴイ! 学び方』山﨑拓巳

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http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/52309463.html

 

 

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事にて人気だった知的生産術本。

当ブログではあまりなじみがありませんが、著者の山﨑拓巳さんは、累計150万部を誇るベストセラー作家さんです。

アマゾンの内容紹介から。

最小のインプットで未来に成果がついてくる。350万人を魅了してきた著者独自の知的生産術。努力よりも大切な「正しい学び方」がある!動画、音源、セミナー、ペン、ノート、タブレットPCなどの活用法も紹介!

 

【ポイント】

■1.答えを知っている相手から学ぶ

■2.やっている「学び」の意味を知る

■3.「滑稽なくらい素直に」聞く

■4.チャートにまとめる

■5.エバーノートのビジネス活用法

 

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【感想】

◆個人的にはなかなか興味深い作品でした。

ただし、読む人と読む箇所によっては、タイトルにある「最高」とまでは、ちと言いにくいかも(タイトルなんて、そもそも「盛ってナンボ」ですけど)。

もっとも、初っ端の第1章は「学び」の本質に迫るパートであり、ハイライト引きまくりました。

たとえば上記ポイントの1番目は、山﨑さんが高校生時代に、「オリンピック候補になったことがある中学教師」に教えを乞うた際のもの。

ただしこの教師、当初は山﨑さんを同じ県内でライバル視して、教えてくれませんでした。

そこで何度もお願いしているうちに、「中学生の練習に加わる形なら」と一歩前進し、その後は「今日、家に泊めてください」と押しかけること7回。

やっと「1時間だけ教えてやる」と言われて、質問しまくった中の1つが上記のやりとりだったワケです。

この1時間でほかにも、「一生かかっても到達できないコツ」をたくさん教えてもらったそうで、なるほど適切な人に問うことが大切なのだな、と。


◆続くポイントの2番目も、この第1章からなのですが、練習なり勉強の「意味」や「理由」を理解する、というのは、類書でも言われていることです。

実際、上記ポイントの1番目のハードルの例でも、110メートルと400メートルの運動の違いから説明を受け、山﨑さんも腑に落ちているわけですし。

また上記ポイントの3番目も同じく第1章からのもの。

この「素直さ」というのは、本当に学ぶ上では大切らしく、素直か否かが合否に直結する、と、私が通った資格試験の専門学校のどの講師も指摘していました。

……確かに、専門学校に長年いる(=なかなか合格できない)人ほど、講師に批判的だったり、授業を真面目に聞いていなかった印象が。

山﨑さんは「滑稽なくらい」とまで言い切っていますし、特に目の前の相手に対しては、100%受容する姿勢で話を聞くべきでしょう。


◆一方第2章は具体的な「学び」のツールや方法が列挙されていました。

ただ、セミナーや動画、ニュースアプリやマンガ、さらにはイラストの利点を説明されても、すでに受け入れている人には「今さら」な気が。

逆に第4章の「アウトプットのためのインプット法(アナログ編)」では、上記ポイントの4番目の「チャート」が推奨されていたのですが、これが山﨑さんのインプットのキモのようです。

本書では山﨑さんの手書きのメモがいくつか収録されており、まさにこのチャート形式にてセミナーや人の話をメモっている模様。

その際、主に使われている筆記具が、「ユニボール シグノ」の太字と、無地の「モレスキン」のノートだそうです。

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三菱鉛筆 ゲルボールペン シグノ太字 1.0 黒 UM153.24

B00NS9YDNA
モレスキン ノート クラシック ハード 無地 ポケット QP012 黒

……型番やサイズが明記されていなかったので、あくまで参考ですが。

もっとも、最近ではiPad ProとApple Pencilを活用されているらしく、こちらも画像入りでメモの実物が公開されていました。


◆さて、「アナログ編」がある以上「デジタル編」もあるわけで、それが続く第5章。

ただし、そのほとんどすべてが、おなじみEvernoteに関するモノでした。

確かに、山﨑さんのようにイラストを多用する方にとっては、Evernoteはメリット大。

それに上記ポイントの5番目にあるように、ビジネスにも活用できますから、専門書を買うまででは無いものの、Evernoteに興味のある方は、本書の第5章をご覧いただければ、と。

とはいえ、Evernoteも少々「今さら」感がありますかね……。

個人的には本書の最終章で、このSNS全盛時代に、あえて「ブログ」や「メルマガ」による発信を薦めているのが、かえって新鮮でしたが。


山﨑流の学びの技術がここに!

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最高のアウトプットができる スゴイ! 学び方

第1章 「学び」には正しいやり方がある
第2章 メディアやツールを使った「独学」のすすめ
第3章 「学び」の本質を知る
第4章 アウトプットのためのインプット法(アナログ編)
第5章 アウトプットのためのインプット法(デジタル編)
第6章 アウトプットで学びを完成させる

 

 

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