『他人にどう思われているかなどと

 

  心配する暇があれば、

 

 人々が称賛するものを

 

  成し遂げることに時間を使ったほうがいい。』

 

 

 (デール・カーネギー )

 

カーネギーの言葉は素晴らしい。

野田ッチメルマガにまたまた紹介されている。

 

僕も20歳の時、

「人を動かす」という本をすすめられ読んだ。

今でもこの本の存在は大きい。

ぜひ、ぜひ、読んでみてください。

 

ひとは

「褒めらることにより成長し、行動し、学ぶのだ」と

カーネギーは言う。

 

https://www.sbbit.jp/article/cont1/32691

 

↓↓↓目次↓↓↓

 


■PART1 人を動かす三原則
1 盗人にも五分の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く 

■PART2 人に好かれる六原則
1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見抜く
6 心からほめる 

■PART3 人を説得する十二原則
1 議論を避ける
2 誤りを指摘しない
3 誤りを認める
4 穏やかに話す
5 “イエス”と答えられる問題を選ぶ
6 しゃべらせる
7 思いつかせる
8 人の身になる
9 同情を寄せる
10 美しい心情に呼びかける
11 演出を考える
12 対抗意識を刺激する 

■PART4 人を変える九原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分の過ちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる 

■付 幸福な家庭をつくる七原則
1 口やかましく言わない
2 長所を認める
3 あら探しをしない
4 ほめる
5 ささやかな心尽くしを怠らない
6 礼儀を守る
7 正しい性の知識を持つ
訳者あとがき

 

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1.相手を批判しない 

 人間はつい自分のモノサシで物事を計りがちですが、誰しも考えがありそれぞれの尺度で行動しているものです。時には相手の言動に憤りや不安を感じてしまうこともあると思いますが、その感情をそのままぶつけてしまっては、相手の人格や考えを否定してしまうことになりかねません。あなたにとっては「あり得ない」行動でも、相手は相手なりの考えがあり自分は正しいと思って行動しているかも知れません。 

 デール・カーネギーは本書の中で「人を非難するのはどんな馬鹿者にもできる。そして馬鹿者ほどそれをしたがるものだ」と記しています。人を非難することは、相手にとってもあなたにとっても損にしかなりません。 

 また、人は自分のことを否定する相手に対して警戒心を抱いてしまうもの。逆に自分を肯定してくれる相手に心を許します。相手に良い印象を抱かせ、関係を円滑にするためにもできるだけ相手を批判せず、相手の思考や気持ちを理解してアクションを起こすようにしましょう。 

2.素直で誠実な評価を与える 

 ついつい他人の悪い面ばかりに気を取られる人がいる一方で、人の良い面を積極的に見つけて相手を褒める人もいます。どちらが周囲から好かれるかは明白です。本項では人には必ず長所と短所があり、一見特別な才能などないように思える人物でもあなたにはできない何かを得意としているものだということが説かれています。 

 さらに、人には他人に認められたいという欲求があります。この承認欲求は極めて原始的な欲求で、それが満たされることで人は大きな充足感を得ることができます。 

 「君はできる人間だ」「君にしかできない仕事だ」という評価は相手にやりがいとモチベーションすら与えることができます。ただし、デール・カーネギーは人を評価する時、それは心から出た誠実な評価でなければいけないと語っています。そのためには、やはり普段から人の良い面を探す習慣をつけなければなりません。 

3.強い欲求を起こさせる 

 人に何かをやれと言われても、中々行動に移せない人がいます。また、行動に移せたとしても“言われたから”“指示を破って怒られたくないから”行う作業には効率や生産性が欠けてしまうものです。 

 人を動かすためには、相手に自らの意思で行動を起こさせるよう働きかけることが重要です。デール・カーネギーは、そのためには相手の立場に身を置き、相手の視点から物事を考えることが大切だと記しています。平たく言えば相手の気持ちになり、どうすれば「行動したい!」という欲求のトリガーを引けるのかを考えて働きかけることが大切なのです。

 

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