男と女のコミュニケーションの極意ってなんだろう?!

 

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本田健さんの

『Happy Library 人生を豊かにする1冊』へようこそ!

というメルマガより・・・

先週は、旺季志ずかさんの

『「誰かのためも大切だけど、そろそろ自分のために生きてもいいんじゃない?」』をご紹介しました。

 

〜略

 


それでは、今週の1冊をご紹介しましょう。

今週の1冊は、ジョン・グレイ博士の
『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』です。

著者のジョン・グレイ博士は、全世界で発行部数5000万部を超える『ベスト・パートナーになるために 男は火星から、女は金星からやってきた』の著者であり、パートナーシップとコミュニケーション分野における、世界一の知名度と実績を持つ心理学者です。私が加盟している世界的ベストセラー作家の集まりTLCの創設メンバーの一人で、私のメンターでもあります。とても親しみやすく、人を包み込むような温かさを持っています。そして奥さんとのパートナーシップは素晴らしく、見ているほうも幸せを感じる素敵なご夫婦です。

今回ご紹介するのは、

男は仕事、女は家庭という伝統的な役割から解放されて、

男女が共に社会に出て仕事をするようになった現代に、

どうやってパートナーとの関係と

自分自身の状態を良好なものに保つのか

その知恵をまとめたものです。

 

それぞれが仕事や家事をしながら、

どうやってパートナーと情熱的な
関係を築いたらいいのか、

男女のホルモンバランスの違いに基づいた

具体的な行動が学べます。

 

それでは、今回も本書から引
用して、その知恵をご紹介しましょう。

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33ページ
カップルが恋愛感情を失ってしまう大きな理由は、

男らしさと女らしさのバランスをとることの重要性と

その実現方法を知らないことだ。

35ページ
自由に役割を選べるようになると、

従来は十分に発揮できなかった自分の特性を表現できるようになる。だが、逆にそれまでの自分の特性が抑えられることもある。

 

男でも女でも、男らしさに偏りすぎると女らしさが、

女らしさに偏りすぎると男らしさが抑えられてしまう。

56ページ
伝統的な役割から解放された私たちが、

男らしさと女らしさを自由に表現したとしても、

男と女が突然まったく同じ生物になるわけではない。

男と女は生物学的に大きく異なるため、ストレスを減らし、

幸福感と充実感を増やすのに必要なホルモンも違う。

当然、そのためにとるべき行動も違ってくる。

93ページ
男性は一日の仕事を終えた後にリラックスした時間を持たな
いと、テストステロンをうまく回復できない。

だが、テストステロンを使わずにリラックスしても、十分なテストステロンはつくられない。

行動と休息の両方が必要なのだ。

121ページ
(女性は)パートナーと気持ちを分かち合うことでエストロゲンを増やし、ストレスを減らせるようになる。だが不満を言うとテストステロンが増えるのでストレスは減らない。

156ページ
たとえば、女性が「今日は夕食をつくってくれない?疲れてるから、ゆっくりお風呂に入ってリフレッシュしたいの」と言えば、男性は自分が夕食をつくることでパートナーを幸福な気持ちにできると感じて、意欲を高める。
逆に、「今日は夕食をつくってくれない?夕べも私がつくったのよ。持ち帰りの仕事もあるし、家の中も散らかっているし」と言うと、(中略)こんなとき男は手伝う意欲を失う。

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ジョン・グレイ博士によると、世界で男女平等が最も進んだ国とされるノルウェーは、独身者が多く、離婚率は世界トップクラスとのこと。それは、男女の違いを尊重することなく、男女平等を推し進めたことが関係しているそうです。個人レベルで見れば、日本を含め、多くの先進国で、これと同じようなことが起きているように思います。かといって、男性は仕事だけ、女性は家庭だけという従来のロールモデルに逆戻りする必要もありません。

これからの時代に、どうすれば、従来の役割にとらわれることなく、新しい関係をパートナーと築けるのか、それがこの1冊から学べます。幸せなパートナーシップを持ちたい方は、ぜひ本書を繰り返し読み、その知恵を行動に移してください。

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『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』
ジョン・グレイ(著)、児島 修(訳)
出版:ダイヤモンド社

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