2月20日に開会しました「埼玉県議会 2月定例会」も、本日最終日となりました。

 

知事より提出された「令和2年度 埼玉県一般会計予算(案)」を含む議案75件について、原案通り可決致しました。予算案については、予算特別委員会にて執行にあたる附帯決議を付けさせて頂きました。また、本日可決した議案のうち、令和元年度補正予算(第8号)及び令和2年度補正予算の第1号、第2号は、新型コロナウィルス感染症対策における補正となります。また、人事議案については、副知事、監査委員の選任については、原案通り同意しました。教育長の選任については、現教育長の残任期間に関する議案には同意。6月19日からの新任期の議案は、継続審査と致しました。これは、法律が定めている教育長の任期が3年であることから、3年以上の任期を就任前に同意することは、法律制定の趣旨に反すると判断したためであります。自民党と無所属のみの継続審査賛成でありました。議員としての行政チェックを果たせたものと思います。

 

この他に、「埼玉県ケアラー支援条例」「埼玉県受動喫煙防止条例」の2本の議員提出政策条例を可決致しました。この他に、議員派遣議案、埼玉県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例、及び、地方自治法第180条の規定により知事が専決処分することができる事項の一部改正について可決致しました。

 

また、意見書として、「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急経済対策を求める意見書」を含む6件の意見書を可決致しました。さらに、「教職員のわいせつ行為等の不祥事の根絶を求める決議」を可決致しました。

 

 

全ての議案の採決後に、議長の辞任に伴う議長選挙が行われました。皆様方のご協力により、私が第123代 埼玉県議会議長に就任致しました。これも単に、皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。コロナウイルス感染拡大という緊急事態ではありますが、県民の生命と財産を守り、更なる埼玉県の発展に全力で取り組んで参りたいと思います。

 

また、副議長の辞任に伴う副議長選挙も行われ、小川町等の選出の小久保 憲一 議員が副議長に選任・就任されました。

 

とても長い議会であり、コロナ対応など新たな課題も山積した議会でありました。慎重審議に尽くし、対応して参りました!