Takumi Design
                   村田 作



明けましておめでとうございます。


毎年恒例となっています、書き初め式を仕事始めの本日、名古屋支社で行いました。(名古屋支社全員参加)


私自身、木造住宅耐震補強事業者協同組合の耐震事業を創めて12年になります。


改めて初心を振り返ると、大地震時に逃げる時間や生存空間の確保する。


これからは新築、既存住宅問わず、耐震化は住宅産業の礎となると、その当時思いました。


予想通り、この12年間で耐震を取り巻く環境は急ピッチで充実して来ました。


各自治体の耐震補強の補助事業、税制面での優遇、また中古住宅の流通(耐震基準適合証明書)など


耐震改修を行う上で、診断依頼者のニーズの、重要だとは、思いますが


私自身、昨年の東日本大震災の被災地に2度(岩手、宮城、福島)訪れ感じた事は、テレビでは伝わらない現実


地震防災、建築のプロである、私自身が一般依頼者に今、ここで東海、東南海地震が起きた場合の


イメージをしてもらう事の大切さ、イメージが出来なければ行動も出来ません。


ここで言うイメージする事は、地震時のイメージではありません(大地震の時は思う様に動けません)、


地震の揺れが終わった後の、生活のイメージです。


我々の教科書{木造住宅の耐震診断と補強方法 (監修 国土交通省住宅局建築指導課)}


診断対象の地震動の明確化が記されています 大地震では、倒壊、崩壊しない事が求められている


人命の保護に重点を置くといった観点から     今年の村田の


減災 です。  さらに私の心もぶれない様 不動心  魂を込めて書きました


地震に勝つ  ではなく   地震を受け入れる  


今年も皆様が、耐震改修を済ませ、安心して暮らせます様に 。  <(_ _)>


                                名古屋支社  村田 隆