「カラス」の次は「くま」です。


バーソロミュー・くまのモデルは、バーソロミュー・ロバーツという実在した海賊のようですが、なぜ「くま」なのか?


ちなみに、くまはバッカニア族の生き残り(ハーフ)ですが、バッカニアは実在した17世紀に活躍した海賊の総称で、その後にバーソロミュー・ロバーツや黒髭エドワード・ティーチらによるカリブの海賊の時代になります。


熊という名を代々持つ王がいました!

それは中国の楚という国です。


そもそもは周の成王に子爵に封じられたのが、周の昭王の討伐を受け、これを撃退(殺害)した後、「我は蛮夷であるから中国の爵位にあずからない」と、自ら王を名乗のった…


これは一人革命の「暴君くま」の成り立ちに似ていますね。



歴史では、周王朝の衰退後、勢力を拡大しようとした楚を、斉の桓公が撃退しました。


その後も楚はしぶとく生き残って強国となり、秦の中華統一に抗うわけです。



そして、


周の武王=神武天皇(姫氏)

東周の平王=崇神天皇

斉の桓公=日本武尊(熊襲征伐)

秦始皇帝=応神天皇


という説があります。


また、約4万年前に滅んだとされるネアンデルタール人は熊を崇拝していたと言われています。それはアイヌにも受け継がれたのかもしれません。


「くま」が罪を犯したバッカニア族の生き残りで革命軍なのは、現体制にとって都合の悪い旧体制や反対勢力の象徴だからなのかもしれません。