暗い未来 | 今という神様からの贈り物

暗い未来

季節がら、、、



お会いする方々とこんな話しが出て

きます。



「今年の見通しはいかがですか?」



「昨年はどうでしたか?」



世の中、またいつなんどき不況の波

が襲ってくるのか戦々恐々としている

部分があり、今年は大丈夫か?来年

までいけるのか?そんなことを手探り

に情報収集している方が多いのも事

実だと思います。




短期的なスパンで見ますと、これまで

良かった景気もここ2、3年で大きく急

落したり、しばらくしてまた回復してい

ってという波があるかと思います。



ただ、長い目で見て20年後、30年後

50年後・・・と見ると、恐ろしいくらいに

日本はヤバい状況なのが簡単に想像

できます。



今さらですが、これをご覧下さい。





2050年には、高齢者は日本の人口の

うち約40%を占めます。



日本を支える労働者は2/3になります。



高齢者割合がそれだけ増えるということ

は消費することも減ります。



※ほとんどの老人が積極的に飲み歩いてアフターに

ガンガンいき、高級車乗り回したり、高級腕時計を次

々に買い換えたりして、世の中にガンガンお金を落と

す世の中になっていたらすみません(笑)



ご多分に漏れず、日本の基幹産業であ

る不動産業・建設業も大きく様相が異な

ることでしょう。



そもそも子供が減少するということは家

が売れなくなることを意味しています。



全国的に見れば、子供の数は平均で約

1人。



その1人の子供には、大体の場合、それ

ぞれ父と母がいます。



もし、親が持家だったりしたら、それをも

うことも可能です。



我々親の世代や祖父母の世代は、兄弟

が多くて当たり前でした。



そのため、実家を長男が継いだとしても

その他の兄弟は家をどうにかしないとい

けない状況が当たり前でした。



この差は本当に大きい・・・



東京に実家がある方だと、



「いずれ実家に戻るので、自宅

はけっこうです」



そういう断り文句が当たり前に増えてき

ていると聞きます。



これから20年後、30年後、一体日本は

どれくらいヤバい状況になっているのだ

ろうか!?



そのヤバい時代に生きていかないといけ

ない自分の子供達や孫達はどうなるのだ

ろうか......かなり辛い現実が待っているよう

に思えます。




出産率の底上げをはかるために、まず

我々世代が労働賃金を上げていく努

力をしないといけないのかもしれません。



今の若者は車も買わない



今の若者は飲み歩かない



今の若者はいい年になっても

結婚しない



しまいには・・・



今の若者には夢がない



これって、果たして若者がいけないん

しょうか?



60代、70代・・・の先輩方が作りあげ

世の中の結果です。




今の若い世代は、確実に給料、年収が

っています。







これで飲み歩けって言っても、車買えっ

ってもかなり厳しいです。



何より、この給料で「大きな夢を想像しろ」

「大きく夢を描け」って言っても、来年のこ

とすら想像できない状況だと思います。



収益構造をどう考えても収入がなかなか

増やせないのであれば、めて手取りが

増えるように、若者への税制などを考えら

れないのでしょうか。



とにかく、人口の減少は国力の低下を意

味しています。



何かの策で打破していかないと、明るい

未来など描けません。




高齢化社会に歯止めをかけられる即効

性ある方法はないのかな・・・



2017.01.11 ♯1058