損害賠償命令制度 | 今という神様からの贈り物

損害賠償命令制度

昨年、、、



夏に起きた「三重県 中学三年生の女

子生徒殺害事件」



その事件の加害者に対する判決が昨

言い渡され実刑5~9年になるそ

です。




こういう事件・・・



毎回思うのですが、無条件で死刑にす

れば良いのに。



もしくは、臨床試験や臨床試験のもっと

前段階の薬品をこういう犯罪者の体を

使用して試すなど、犯罪者の有効活用

を考えれば良いと思います。


今回の事件・・・



被害者遺族は加害者である男性に対し

「損害賠償命令制度」という制度

用するそうです。



この制度は、被害者やその家族が加害

者に対して、とても安い費用で賠償請求

・損請求することを可能にした比較的

新しい制度です。



そもそも・・・



以前は『刑事裁判と民事判』は完全に

別モンという概念があったそうです。



当然ですが、殺害や強盗や詐欺などは

刑事裁です。



被害者が刑事事件として訴訟を起こした

し、加害者が実刑判決を受けたとします。



以前までは・・・



被害者が加害者に対して償金を請求

したい場合、刑事事件終了後、そこから

さらに多額の裁判費用と多くの時間を費

やして民事の訴訟をし、賠償金やら損害

金を勝ち取るしか方法がありませんでし

た。



ところが、被害者やその家族になぜ多額

の費用や時間をかけさせるんだという声

が上がり、制度が変わったのであります。



気付くのおせーだろ。



それが2008年に新しく制定された制度

「損害賠償命令制度」というものです。



本来、加害者が刑務所に何年入っても、

被害者やその家族にとっては何ら意味が

ありません。



当然、お金でどうのこうのということでも

ないかもしれません。



ただ・・・



あえて加害者へ多額の賠償請求をする

ことにより、「刑事裁判の判決以外にも、

生涯をかけて罪を償う自覚をしてほしい」

という趣旨による制度なのです。



この制度は何億と言う賠償請求が、たっ

た2000円の手数料で申立てできるそう

です。



時間もかなり短縮されて判決をとれるそ

うなので、もし何か被害に遭われた際は

是非この制度をご利用下さい。



しかし残念なのは、先般起こってしまった

川崎の中一殺害事件・・・



犯人が未成年の場合、この制度は対象と

ならないそうです。



そのため、刑事裁判で判が出た際、そ

れ以上の請求を起こせない可能性が高

いそうです。



あんな残酷な事件を起こしても、10年経

たないで刑務所から出てこれるわけです

からね・・・




あの人がいればなぁ・・・


2015.03.25   ♯639