功を積む No.3207
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大抵の人は正月になると、また一つ年を取ってしまったと言い、殊に年配になると正月がくるのを怖がるが、私は年なんか忘れてしまっている。
そんなことを問題にするから、早く年がよって老いぼれてしまう。
この世は一生勉強していく教場であって毎年一階ずつ進んでいくのだ。
年を取るのは勉強の功を積むことに他ならない。
浅野 総一郎(浅野セメント創業者)
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致知2023年4月号からのご紹介です。
毎年が一階ずつ進むとなれば、日々一歩ずつ365段を上るとも言えます。
だから「大学」に
『荀(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなり』
とあるように、
毎日をやり切りながらも、新しい日をリセットして新鮮な気持ちで迎え、
その一日を大切に生きることが大事なのでしょう。
今年の勉強は進んでいますか?
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