働く No.3195 | 今日の言葉

働く No.3195


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旧約聖書には、アダムとイブが神様との約束を破ったから、

その罰としてアダムには「額に汗して働く労働」を、イブには「子を産む苦しみを与えた」と書いてあります。

労働と出産は、その罪を償うという考え方なんです。


しかし日本の神話では、高天原で天照大御神様はお米を作り、蚕を養って機織り(はたおり)をしていらっしゃいます。

皇室では今でも田んぼで天皇陛下が種蒔きから田植え、稲刈りをなさっていますし、皇后様は紅葉山で養蚕をなさっています。

だから「日本人は働き蜂とか働き過ぎではなくて働き好きなんですよ」


後藤 俊彦(高千穂神社宮司)

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日本講演新聞2024年1月1日号からのご紹介です。


日本では労働は神様と同じことをしているという喜びがあり、また一方ではリーダーが自ら率先垂範しているとも言えます。

好きなことだから工夫も生まれる。

自分事にしてしまうことが大事ですね。

何せ「働く」は「側(はた)を楽にする」ことですから。


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