至心 No.2705
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人間の至心(ししん)に希(こいねが)うことは、
それが私心私欲に基づくものでない限り、
必ずやいつかは、何らかの形で、実現するものだ。
森 信三
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「至心に希う」とは、「真実に心に願うこと」と解釈すると分かりやすいと思います。
世のため、人のために、何とかしたいと強く願うことは、
いつか何らかの形で叶うようになっているのが世の法則なのですね。
大それたことでなくても、自分の身の回りの、自分の手の届く範囲でいいから、
昨日よりも今日、良い世の中になるようにと願いを持ち、少しでも行動する。
森先生はさらに熱い言葉を伝えてくれています。
『この肉体の生きている間に、不滅な精神を確立した人だけが、
この肉のからだの朽去った後にも、その精神はなお永遠に生きて、
多くの人々の心に火を点ずることができるでしょう』
願を持つが、大切なのですね。
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