誰のために No.2011
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私が自分だけのために働いているときには、
自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、私が人のために働くようになってからは、
人も私のために働いてくれたのだ。
フランクリン・ルーズベルト
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これも鏡の法則と呼べるものでしょうか。
すなわち他人を変えたいときは、先に自分を変えることを教えてくれている言葉でしょう。
この世は自分が投げかけたものだけが返ってくるようになっているようです。
良いものを投げれば良いものが返ってくる。
悪いものを投げれば悪いものが返ってくる。
植えた種の通りに実がなるということ。
しかし、自分のために他人に良くしても、良いものが返ってくるとは限らない。
それは自分の利益が先行している優しさの押し付けだから。
功利主義を唱えたジェレミ・ベンサムは
『我々は、他人に幸福を分け与えることにより、
それと正比例して自分の幸福を増加させるのだ』
と語っています。
真の意味で他人の幸せを願い行動することが、自分の幸せも引き寄せるのでしょう。