信じる No.1662
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何かをやっぱり信じてないと
やる気も起こらないし
ただずっと寝ているだけになっちゃうんで
そこに信じるところに向かって走っていく
梅原 達也
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80年代の日本のハードロックシーンを牽引したバンド、
44MAGNUMのボーカリスト、ポールこと梅原さんの言葉です。
彼は若年性のパーキンソン病という難病を患い、体が上手く動かせない状態に。
もちろん喉も上手く使えず、歌うこともままならない。
そんな中、ステージに戻るために薬を通常の何倍も強いものを飲んだり、
さらには昨年、脳に電極を埋める手術もしてリハビリにも努めています。
そんな彼がバンドと共に先日の4月4日に復活ライブを行いました。
その様子をドキュメンタリーとしてNHKで放送していたときに、
彼が語っていた言葉です。
『最後の一人まで聴いてくれる人がいるなら歌い続ける』
とも語っていました。
そこには彼の復活を、彼の歌を待っているファン達が大勢いました。
かつて彼の歌に勇気づけられた人も多かったでしょう。
今度は彼らが勇気づける番なのかもしれません。
「信じるところに向かって真っすぐ進んでいく。」
それは誰にも必要な、当てはまることなのだと思います。