視座を上げる No.1585 | 今日の言葉

視座を上げる No.1585


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高いところに登れば、

より広く美しい景色が見える


加藤 庸子

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昨日の学力に続いて、上げるシリーズです。

加藤先生は脳神経外科医として

難しい手術をこれまで2,000例以上も行われている女医さんで、

今も年間100例を超えるそうです。

そんな加藤先生がこの言葉とともに

『どんな仕事も諦めずに高みを目指して努力を続けていけば、

そこに辿り着いた者しか得られない

やりがいや楽しさを得られるのだと思う。』

と語られていました。


惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトリーダーの

川口淳一郎氏も

『いまのレベルに安住して

足元を固めることばかりに一所懸命になっていたら

絶対にその先にある地平線は見えてこない』

『高い塔を建ててみなければ、

新しい水平線は見えない』

と語られています。


まだ自分が見えていない、経験していない

素晴らしい世界があるのです。

それを手に入れる切符は自分自身が持っているということ。

しかもそれは誰にでも与えられている。


アランの言葉を借りれば、

『ロープウェイで来た人は、

登山家と同じ太陽を見ることは出来ない。』

ということに通じます。


加藤先生の言葉は、致知2017年2月号からのご紹介でした。