撮影 2016年2月12日 

請戸郵便局跡


3月11日 東日本大震災から13年を迎えます。

写真は8年前2016年2月に

浪江町請戸地区を訪ねた時のものです。


浪江町請戸地区は太平洋沿岸部に位置し、震災前は、人口1,800人の漁師町でした。

東日本大震災による津波により、壊滅的な被害を受け多くの犠牲者 行方不明者が出た。

現地を見たとき、建物は損壊したものが一部むき出しのまま残り、周囲は構造物はなく 土台を残したままの状態でした。

 

請戸地区は、福島第一原子力発電所より10km圏内に位置しており、福島第一原子力発電所事故後の放射能漏れの影響により、2011年3月12日に避難区域に指定されそのため、すぐ救助活動もできない状況だったそうです。

※2017年3月末 避難指示解除されている。

 

請戸漁港に近くにきたところにある、請戸郵便局跡へ着いた。土台だけ残り、郵便ポストも錆びた支柱だけ残ったまま。


郵便局跡に、花が供えられていた。

請戸郵便局で女性社員が犠牲 男性社員1名が行方不明となっている。


3月11日震災前まで 普段通りの生活 

仕事されていた住民の皆さんのことを考えると胸が痛みました。

 

供えられた花の前で 静かに手をあわせご冥福を祈りました。

 

福島第一原発周辺地区は、津波 原発事故による複合災害でした。

多くの皆さんに知ってほしいです。


2024年3月1日 警察庁まとめによると死者は1万5900人、行方不明者は2520人。


復興庁の集計では、2023年12月末現在、避難生活中に亡くなるなどした震災関連死は3802人。


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