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原案・振付・演出:マイケル・ベネット
音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
新・演出:ニコライ・フォスター
新・振付:エレン・ケイン
劇場:シアターH
久しぶりのミュージカル見物。
場所は東京モノレールの大井競馬場前にある「シアターH」。
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キャストには、
この物語でザックという演出家役のアダム・クーパーという元ロイヤル・バレー団のプリンシパルの大御所が、
また、日本人の中野加奈子さんがオーディションを受けるメンバーの1人として出演。
中野加奈子さんはロンドンのミュージカルで活躍されていて知る人ぞ知るパフォーマーのようです。
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ブロードウェイの新しいミュージカルのオーディションに参加し、選ばれたた男女17名のパフォーマーの物語。
この中から、さらに合格するのは8名。
そして、演出家のザックは、舞台上のパフォーマーにそれぞれの生い立ちを語るように求める...
しかしこのオーディションは、役名のあるメインキャストたちより「コーラス・ライン」という一段後ろで役名のないポジションで歌い踊るパフォーマーを選ぶためのもの。
「コーラスライン」が描く若者に唯一共通しているのは、ブロードウェイでいつかスターになるという夢。
ザックの元ガールフレンドのキャシー役(Holly James)が、カッコよかったな。
フィナーレで歌われる“ONE“で舞台は最高潮に!
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「Chorus Line」は1975年から1990年までブロードウェイで上演されていたミュージカルで、「Cats」に抜かれるまではブロードウェイ最長ロングラン記録を持つ。
今回のは2021年にロンドンで初演された新演出で、イギリスの演出家ニコライ・フォスター、振付はエレン・ケイン。
日本で「Chorus Line」が見られて幸せでした。
長生きはしてみるもんだ。
ブラボー!!!!