連れが山梨・大月の「吉田屋」のうどんが食べたいというので、青春18きっぷを使って行ってきました。

 

吉田屋は大月駅(大月駅は南口のみで北口がない)から歩いて10分程度。


11時開店に合わせて到着したのですが、既に店の前には、数台のバイク・車が停車しており、お店は満杯。

 

店先で少し待ちました。

 

 

こちらのうどんは、ホームページによると「手捏ね足踏み」で、富士吉田のうどんがルーツのようです。

 

富士吉田のうどんは、麺がとても固くまた、馬肉を入れたりするのが特徴。
 
私たちが注文したのは、「肉きんぴら月見うどん」(970円)と「肉うどん」(770円)+「かき揚げ」(150円)。

 

確かに麺がすこぶる固かったです。

 

野菜はキャベツを使っているのも特徴で、馬肉はスルメのように固い。

 

写真はカウンターですが、畳部屋もあります。

 
「肉きんぴら月見うどん」(970円)
顎が疲れましたが、おいしゅうございました。

 

うどんのあとは、岩殿山丸山公園展望台まで歩き、桜見物。

 

(と言っても、サクラの本数は少ないです。)

 

岩殿山には、昔の登ったことがあります。

 

稚児落としへ行く途中の鎖場で、同行の友人の一人が怖いというので引き返した記憶がある。

 

丸山公園内のピーク。


丸山公園から岩殿山(634m)の大きな岩を仰ぐ。

写っている建物はふれあい館。

 

 

サクラを愛でたあとは、隣の駅の猿橋まで桂川沿いに東京方面へ約5Kmを歩き、日本三大希橋の猿橋を見学。

 

観光客はほんの少しでしたが、中国系の観光客もいました。

 
猿橋とは(大月市のホームページより)
 
「岩国の錦帯橋」「木曽の棧(かけはし)」と並ぶ日本三奇橋のひとつで、広重の「甲陽猿橋之図」や十返舎一九の「諸国道中金之草鞋」などにその珍しい構造が描かれています。

長さ30.9m、幅3.3m、高さ31mのその姿は、橋脚を全く使わない特殊なもので、鋭くそびえたつ両岸から張り出した四層のはねぎによって支えられています。
 
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日本三奇橋の二つは「岩国の錦帯橋」と「甲州の猿橋」ですが、3つ目はいろいろあるようです。

 はねぎで支えられているとのことですが、なぜ落ちないのかちょっと不思議な気もします。
 
ということでWikipediaをみたら、説明がありました。
 
~~以下Wikipediaより~~
猿橋は、桂川(相模川)の両岸が崖となってそそりたち、幅が狭まり岸が高くなる地点にある。幅が狭ければ橋脚を河原に下ろさずに済み、それが高所にあれば水位が高くなっても川の水に接しない。このような地点に架橋できれば、大水の影響を受けずに済む。しかし、そのためには橋脚なしで橋を渡す技術が必要である。こうした条件では吊り橋が用いられるのが常だが、江戸時代の日本にはもう一つ、刎橋(はねばし)という形式が存在した。

刎橋では、岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み、中空に突き出させる。その上に同様の刎ね木を突き出し、下の刎ね木に支えさせる。支えを受けた分、上の刎ね木は下のものより少しだけ長く出す。これを何本も重ねて、中空に向けて遠く刎ねだしていく。これを足場に上部構造を組み上げ、板を敷いて橋にする。猿橋では、斜めに出た刎ね木や横の柱の上に屋根を付けて雨による腐食から保護した。
 
~~Wikipediaからの引用終わり~~
 
四層のはねぎには、屋根がつけられています。

 
狭い渓谷に掛けられている猿橋。
 
赤丸が猿橋です。

 
猿橋では春蘭がたくさん咲いていました。