★★★★★ 140分
原作:さだまさしの小説「風に立つライオン」
脚本:斉藤ひろし
監督:三池崇史
出演:大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、鈴木亮平、藤谷文子、中村久美、山崎一、宮田早苗、石橋蓮司
ほか、ケニアの方々
映像も音楽もすばらしい。
ケニアのロケがほとんど。
この映画が作られた経緯は、
シンガーソングライターのさだまさしが、ケニアにある長崎大学熱帯医学研究所に派遣された柴田紘一郎医師をモデルにして「風に立つライオン」を1987年にアルバムに発表。
幾星霜か経ち、俳優の大沢たかおがこの歌を聴き感銘を受けて、さだまさしに映画化をすすめた。
さだまさしは2013年に小説「風に立つライオン」を上梓し、これを原作とし映画が製作され、2015年に公開された。
実に28年の歳月が流れている。
「風に立つライオン」とは、ケニアで医療をおこなう従事者のことなんですね。
【映画化までの経緯】
1987年7月25日発売のアルバム『夢回帰線』に収録
1988年3月25日にCDシングル盤でリリース
1990年の第41回NHK紅白歌合戦で歌唱
2013年7月18日に幻冬舎から単行本刊行
2014年12月26日に幻冬舎文庫版刊行
2015年3月14日に映画が公開
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2015年3月20日読売新聞朝刊掲載
主演の大沢たかおさんと長崎大学の片峰茂学長との対談から抜粋
「風に立つライオン」は風がキーワードですが、アフリカの大地に立ってその風を感じることが出来る人と出来ない人がいるんです。その風を感じることが出来る感受性を持った人に、全国から、長崎大学に来てほしいですね。
(元長崎大学学長、長崎大学熱帯医学研究所の2代目所長 片峰茂)