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6月20日
天気 晴れ
探してちらっと見える程度だったけど放っておけないハダニ、
数年前から抵抗性が出て使えない薬剤に変わり近年出てきた新しい薬剤もあるが、
銅剤との相性が悪くこの時期使いづらい。
なので、
前回の薬剤散布時はかかった成虫のみ殺すアカリタッチを使用、
ハダニは数日で孵化するということで、
この剤だと1週間以内に続けて使用しなければあまり意味のないものになってしまう。
5日経過で今回散布。
使用薬剤∶アカリタッチ乳剤(ダニ剤) 2,000倍
*大性丸葉園地はダニ剤不使用
散布量 ∶約500㍑/10a
総散布量∶8,000㍑
6月17日
天気 晴れ
14日から2ヶ所目となる『ふじ』1回目の摘果、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240617/23/takumame78/3a/65/j/o1080081015452845982.jpg?caw=800)
ここも一応摘果剤は散布してあるが、
それ程効果があったようには見えない。
摘果剤に関してはそもそも効果があると思って使っていないし、
毎年散布してはいるものの効いたなと思った事は正直ない。
間違って効いてくれればいいなと、
多少でも効果があればいいかなという程度。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240617/23/takumame78/40/b3/j/o1080081015452845997.jpg?caw=800)
摘み取られ地面に散らばる小さなりんごたちも少ない。
それでも結実しているものは中心果も少なくないし、
小さすぎるとか極端な変形果が多いわけではなく、
割と良いりんごがある印象。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240617/23/takumame78/d4/bb/j/o1080081015452849189.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240617/23/takumame78/d5/fb/j/o1080081015452849194.jpg?caw=800)
雨が降らないので草も刈らず、
靴の中が草の種だらけだったり少々歩きにくかったりするけど、
優先すべきはりんごの木たち、
なので我々は少しの事は我慢する。
6月15日
天気 晴れ
今年6回目の薬剤散布。
6月になり、
雨も無くここ最近は30度に迫る気温の高さが続いて、
高温乾燥のハダニが活発になる状況にある。
近年、
薬剤抵抗性が出てきたりで使用出来るダニ剤が限られる中、
園地で予察してみるとちらほら葉っぱにいるハダニを発見。
まだまだそれほど多くはないが、
先々の予報を見てもさらに増えそうな感じもするし、
何かしらの手を打っておかないとまた大変な目にあいそうで。
効果も高くこの時期使える薬剤は有るが他の薬剤との関係で使えないとか色々あって、
ハダニ対策を考えると今回も悩まされた。
ちょっと面倒だけど、
最悪ダニ剤のみで散布することも有りとして、
(何度もSS出して散布するのは面倒なので、基本的にりんごの病害虫はまとめて防除している)
状況見ながら対処していくことにして、
ひとまず成虫のみに対処することにした。
他の病害虫はほぼ防げているし問題無さそうだけど、
終わってみると、
どっかのタイミングで一部散布忘れしたのか、
「斑点落葉病」らしき症状の見える木があってちょっと参った。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/04/takumame78/52/ac/j/o1080081015452010876.jpg?caw=800)
散布時期∶6月中旬頃
使用薬剤∶オキシンドー水和剤(殺菌剤) 2,400倍
(*処理水使用で希釈率は倍)
アカリタッチ乳剤(ダニ剤) 2,000倍
*大性丸葉園地はダニ剤不使用
散布量 ∶300㍑〜500㍑/10a
総散布量∶9,000㍑