信じがたい悲劇から1日経ち、詳細も次々に明らかになり、負傷した3人も退院して、
自力で歩き、声も聞けたから、ひとまずは安心したケド、これで問題が解決したワケではないからね。


これはヲレの、ヲタとしての観点からの自論だケド、結論として、そもそもの問題提起をしたら、
答えの見えない、キリがない出来事だと思う。
何故なら、こー云う事態は、どんなシチュエーションに於いても、普段から起こり得るものだと。
どんな場所にだって、凶器を忍ばせるコトは可能だし、カギであれストラップであれ、
使い方次第では、殺傷能力のある凶器になる。

もう今日すぐに、博多は劇場で持ち物検査と金属探知機によるチェックが行われた。
お上からの指摘が入った以上は、対策案にOK出るまでは、個別、全握中止は賢明。
まぁ厳重さを考えたら、入口で金属チェック、ID照会後に、男女の警備員を配置してボディチェック、
今まで通り、最終的に握手前に手の平チェック。
二重三重にまでしなきゃダメかもね。


警備態勢の強化。
これはもうこれからの最優先課題だから、運営にはすぐに実行してもらって、
ただ、4年ぐらい前かなぁ、手の平におもちゃの虫を握って、握手の時にメンを驚かせたって、
当時、当事者ではなかったものの、オカロがそれにブチ切れて、
それから、OJSの配備と、手の平チェックが本格導入されたんだよね。
栄の個別なんか、当時横行しまくってたピンチケ対策に、二段構えの券チェックまであって、
警備態勢がずさんだったかと云うと、現場の感覚、少なくともヲレは、近年は感じられなかった。

確かに、荷物チェックがなかったコトで、ずさんさを指摘されたら、こんなコトがあったら尚の事、
云われてしまうのは仕方がないケド、徹底強化したコトがなかったかどーかって云ったら、
実はそんなコトなくて、殺人予告とかがあった時だったかなぁ、2~3年前の個別で、
直接的なチェックはないにせよ、OJSや剥がし、スタッフが大量動員されて、
物々しい雰囲気になったコトはあったんだよ。
ただ、ホントにその時は、愛想はないわ、剥がしはキツいわで、何しに来たんだかってカンジだったの。
決して、ヲレだけが感じたワケではなく、それから少し、そんな態勢が続いて、
さすがに支配人部屋に大量のクレームが行ったんだ。

それから今までは、普段通りに戻ったケド、要はここのサジ加減。
警備が緩ければバカが湧く、警備を強化すれば空気が悪くなる。
ここの程良いバランスを云ってたら、キリはないでしょ。
何てコトない、当たり前ながら、危険物は持ち込まず、マナーとルールを守って、握手をすればイイだけ、
完全にこっち側の問題だからね。
運営は、その親近感をなるべく保つ為に、ある意味、ヲタを信用したんだよ。

そもそも、ヤフコメ民とか、地下のバカ共が「悪徳商法のツケが回った」とか「天罰が下ったとか」
そんな腐った思考回路を持ってる、所詮はお前らも、今回の犯人の予備軍。
目先の危険性は元より、その先の奥の奥にある、そー云う奴らが蔓延る日本の現状。
そこが何よりもヲレは根本的な問題だと。


今回の事件もだし、2008年の秋葉原の無差別通り魔事件も、何の罪もない人たちが、
犯人の暴走した凶行の餌食になる。それはホントに許されざるべき予期せぬ出来事。
犯人の供述だと、今回も無差別だし、殺意もあったと。
その全て、心の闇は、犯人の中でしか分からない、下手したら犯人だって分からない。
それを突き詰めれば、芸能人であれスポーツ選手であれ、政治家でさえ、絶対の安全なんかないし、
ファンと触れ合うコトはおろか、公共の場になんか出れないもん。
一般人であるヲレたちだって同じだよ。

結局最後は、人としてのモラル、倫理観が全て。
当たり前の考えが崩壊した時に、今回がたまたま48Gが標的になっただけで、いくらだって誰にだって、
この様な悲劇や惨劇はこれからだって起こる可能性はある。
だから、もうヲレの中で、こー云うコトをするヤツは、人間ではないんだわ。
そして、それを面白がってるヤツらも、やるかやらないかだけで同類。


今回の犯人で云うと、田舎暮らし、母子家庭、無職、引きこもり。
病むにはこれ以上ない条件と材料が揃って、オーソドックスに完成した犯罪者。
世間と隔絶し、ある時期、孤独に殺されたんだと思う。
きっと犯人にとって、昨日の場所は光の世界、闇の世界しかない自分とは別世界だった。
だからそれを闇で覆ってしまいたかったんだろうな。

正義感ぶってるだけで、ヲレにだって闇はある。きっと誰の心にだって抱えた爆弾だよ。
大体、異常犯罪者は、己の不遇を謳って、悲劇のヒロインを気取るケド、
もっともっと世の中には不幸な人間がたくさんいる。それでも健気に踏ん張る人間がいる。
ヲレも若い頃は、自殺未遂もしたし、親の介護もあったり、今は片目の視力がほとんどない。
それこそ、誰かに相談したくても厄介者扱いで、ぼっちなんて当たり前だったよ。
それでもこれだけ毎日充実して、ヲタ活を謳歌し、人様に迷惑掛けずに今まで楽しく生きて来た。

一歩間違えれば、ヲレも闇の住人になってた。
闇に飲まれず、けれど闇を打破出来ないなら、ヲレは光で闇を押し殺そうと。
ネガよりもポジの数を増やして、包まれる闇の世界を、光の世界に塗り潰して行った。
当然、その時周りにいた人たちの支えもあったし、それでも、テメェで作った殻を破って、
最終的に立ち上がるには、テメェの力でしかないんだ。


だからこそ、昨日の記事でも書いた様に、これからどーすればイイのか?
ヲレたちヲタが、メンが出来るコトは何なのか?

絶対に心が折れてはいけない!屈してはいけない!

それをすれば、負の波及効果が、腐を転移させ、また新たな病が発症する。

まずは1人1人がしっかりと強い心で、どんな困難や悪にも屈せず、
崩れそうな時には、周りのみんなと手と手を取り合い、支え合い、立ち向かう。
溺れる子犬に石を投げ、それを周りで楽しむ世の中になるべきではなく、
1人で助けられないなら、協力し合い、知恵を絞り、まずは助ける気持ちを持った世の中になって欲しい。

光は闇に決して負けない。