長野旅行 ①茶色い特急&小布施の昼食処は・・・ | マイレール日記

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変わりやすい天気にご用心ですね

母親のマイブームが小布施旅行と聞いたのは今年始めの話。

とても雰囲気の良い街並み、そしてお食事処があるんだとか。



それなら私も行ってみたい、とお願いし今回の旅と相成りました。

メンバーは父、母、嫁、息子と私の5人です。



先に旅の時刻表を記しておきます。


1日目

8:46上野発 あさま509号 10:21長野着

10:49長野発 長野電鉄A特急 11:13小布施着

《小布施散策》

15:10小布施発 長野電鉄A特急 15:16須坂着

《須坂散策》

16:31須坂発 長野電鉄A特急 16:49長野着


2日目

9:20長野発 長野電鉄 9:26善光寺下着

《善光寺お参り》→バスで長野へ戻る。

10:49長野発 長野電鉄A特急 11:06須坂着

11:14須坂発 長野電鉄 11:36松代着

《松代城》

13:00松代発 川中島バス 13:08古戦場跡着

《古戦場跡》

13:38古戦場跡 川中島バス 14:05長野着

14:58長野発 あさま532号 16:26上野着



↓旅の始まりは「あさま」
鉄な自分と周りの人たち


1年半ぶりの長野新幹線。

前回は真冬の長野を訪れた けど、雪が少なくて暖冬を感じる旅でした。

今回はどんより梅雨空&強風の中でのスタート、車窓も終始暗い曇り空と緑の山々。時折町が見えてくると駅に到着の繰り返し・・・。そんな感じで長野に到着~。



間髪入れずに長野電鉄乗り場へ直行します。

事前調査では特急「ゆけむり」※に接続、小布施に直行して昼食、の予定でした。


※特急「ゆけむり」とは・・・特急「はこね」などで活躍した小田急ロマンスカーの車輌が長野電鉄に移籍し名付けられた愛称です。小田急ロマンスカーという事は・・・展望席が味わえるチャーーンス!!


改札が始まると同時に展望席確保のために猛ダーッシュ!



が!!!!!



いらっしゃったのは・・・



↓茶色い「ゆけむり」!?
鉄な自分と周りの人たち


2000系です。

デビューはなんと昭和32年(1957年)!

それ以来、長野電鉄の看板列車として活躍し続けましたが、2006年「ゆけむり」デビューにより約50年間の主役の座を明け渡したのでした。現在はもっぱらB特急(急行のようなイメージ)の運用に就いていると聞いていましたが・・・


↓年季の入った車内
鉄な自分と周りの人たち


「ゆけむり」に乗れずとも、車齢52年の車輌でしかもA特急として乗れるなんて逆に貴重!

と考えを改め、最前列の席を独占したのでした。



長野出発後しばらくは地下を走行。

特急のため権堂駅以外は通過となりますが、地下駅はどこも少々薄暗い感じがしました。(翌日、善光寺下で下車しましたので詳しくは後ほど)



地上へ出てまず目にしたものは・・・


↓「ゆけむり」とすれ違い。やっぱり乗りたいな。
鉄な自分と周りの人たち


↓こちらも負けじと無理やり展望席!?
鉄な自分と周りの人たち



車窓は住宅地のほか、緑の空き地、畑、田んぼ、それと工場などの建物が目に入ってきます。

沿線人口は思ったより多い印象です。

鉄な自分と周りの人たち


小布施に向かう途中に2つの見所があります。


1つは千曲川にかかる道路併用橋。もう1つは須坂駅の長野電鉄車庫です。

そのどちらも後半詳しく見ましたので、ここでは割愛します。



↓小布施に到着。
鉄な自分と周りの人たち

ここで急に雨が降ってきました。


小布施駅はホームも駅舎も非常に味があるのですが、雨が降るおかげで寂しげな印象に見えてしまいました。
鉄な自分と周りの人たち

↓小布施駅舎。
鉄な自分と周りの人たち



そして雨が止みそうにないので、趣きある街並み散策は後回しにして昼食をとることにしました。



お店は母のチョイス。


↓「鈴花」という和食処です。
鉄な自分と周りの人たち


店内に入るなり早速店長の鈴木さんがご挨拶。母は常連のようです。

献立も母におまかせ。でもこれが超美味しかったんです。


↓山芋とゴボウを練りこんだのが入った汁物。
鉄な自分と周りの人たち
↓お造りの横にある黒いのは昆布醤油。
鉄な自分と周りの人たち
↓じゃこご飯、味噌汁ほか
鉄な自分と周りの人たち

雨で体が冷えたので、温かくてしかも美味しい和食は心癒されました。

ついでに言うとアップルジュースが最高に美味かったですよ。



ところでこの和食処、建物デザインが特徴的なのです。



たとえばトイレ。


↓なんか見た事ないですか?このデザイン。
鉄な自分と周りの人たち
↓引き戸を開くとこんな感じ。
鉄な自分と周りの人たち

↓入口付近。お店のマークが可愛らしい。

 下側の模様はデザイナーが即興で書いたんだとか。
鉄な自分と周りの人たち

料理の味も店の雰囲気も最高だった「鈴花」。また訪れてみたいお店になりました。


食後は雨が小降りになり空が明るくなってきたので今度はタクシーに乗ります。

このまま小布施を離れるのはもったいないので少しだけ観光する事にしました。


・・・②へ続く。



「鈴花」のデザイナーは・・・なんとJR九州デザイン顧問の水戸岡鋭治さん!!

聞いてビックリ、見てビックリ。

でも可愛いロゴマークだったり暖簾使ったり、鉄道ファンなら随所に見覚えあるアイテムがありますので、鉄道好きにも楽しめるお店だと思いますよ~。