押角駅撮影後、国道340号線で茂市に抜けました。
その間、岩泉線の途中駅撮影しましたが、それは別の機会に。
国道106号線の手前で茂市駅を俯瞰出来る地点があったのですが・・・
素晴らしいレイアウト?です。夕方や夜も見に来たくなってしまう・・・。
が、先を急ぎます。
茂市からは国道106号線で区界まで走りました。
106号線は盛岡~宮古を結ぶ大動脈道路。道幅も広くて走り易かったです。でも区界まで何回も山を貫き、約1時間を要しました。
ちなみに昔の106号線はもっと道が険しく、現在盛岡~宮古をバスで2時間のところ、5時間かかっていたんだそうです。
区界駅は東北地方の最高標高駅で海抜744m。
交換駅としての使命が強いため乗降者は少なく、1日平均5人。これはJR東日本の有人駅(駅員さんがいる駅)で最も利用者数が少ない。っちゅうわけで人気のない駅にスーツ姿の私1人。
臨時列車と盛岡に向かう快速列車の交換を待ちます。
↓駅から望める兜明神岳(かぶとみょうじんだけ
)。
山頂部の岩塊が武者のかぶとに似ていることから名付けられたそうです。標高差300メートルほどでハイキングにはもってこいですね。
臨時列車=さんりくトレイン北山崎号です。
盛岡を出発し宮古を通り、三陸海岸の久慈までを結ぶ観光快速列車です。・・・でも終点までが長い長い。
盛岡を9:51出発し、この区界は10:50発。久慈到着はなんと13:43です!4時間はキツイだろう!
さて。
交換を見届け、私は再びクルマに乗り込みました。
次の目指すスポットは山田線の秘境駅、浅岸駅です。
区界駅から106号線で約3キロほど行ったところに脇道があります。そこが浅岸駅に向かう林道。
ここから浅岸駅まで・・・なんと11キロもあります!
あせらず進みます。林道はいきなり峠越えの様相。
JR山田線は区界を境に下っているはずなのに、こちらはひたすら登ります。そして10分ほどすると山の頂上へ。
そして、こっからグングン下ります。
そう、山田線は山をトンネルで貫き高度を下げているのに対し、林道は山を乗り越えてアプローチするのでありました。ゆえに行けども行けどもクネクネ下り・・・。
もう山下りたかなぁ・・・と思ったところで突然、
ここまでくれば浅岸駅までもうちょいです。
・・・⑤に続く。