出雲坂根駅でおろち号は6分停車。(スイッチバックのため)
その間にやれる事として通常は、周辺撮影やおろち号との記念撮影、名物の延命水を汲みにいったりするのでしょうが、私は、どうせ次の列車に乗っても備後落合で繋がるし、と、居残りを決意。
おろち号を撮影していたギャラリーとともに列車を見送ったのでした。
↓紅葉に映える奥出雲おろち号
↓おろち号がスイッチバックを抜け上を目指す様子。
さて。
ギャラリーの人達とのんびり駅撮、延命水を汲もうかなと思った矢先に、ギャラリーは居なくなりました。(??)
延命水を汲んでいる人はいましたが、汲んだ後は皆駅の外へ出てしまいました。(??どういうこと??)
不思議に思い後を追っかけたら駅前に国道が走っており、反対側に大きな駐車場が。
ああそう!車で来ていたんですかい!
気持ちが冷めたところで、出雲坂根駅周辺の撮影を開始。
↓延命水汲み場。たぬきが飲んで長生きした事から名付けられたと書いてあります。
スイッチバックぶりを撮影するには駅の近くの踏切が良いと思い、線路上をズカズカ歩きます。(道路伝いだと遠回りなので・・・)
↓踏切から進行方向へ。私はさっき左側からやってきた。右側はそのうち突き当たってもう一度スイッチバックする。(後述)
再び駅に戻ってきました。
と、この時間あたりから風が急に冷たく、強くなり、みるみる雨雲がやってきました。延命水を汲んでいた人も車に避難。
・・・いよいよ強い寒気が押し寄せてきたなと私はセーターの襟を立てて保温体制を敷きます。
駅内には私1人。
孤軍奮闘!?
・・・そしてついに雪が降ってきました!
とても寒ーーい!
この秋(冬?)初めての雪にやや興奮しながら、そういえばスイッチバックの行き止まりの方を撮影していなかったと思い、駅構内を歩き出しました。
↓出雲坂根駅。行き止まり方向。(4両編成の停止線とかあるが使う事あるのだろうか・・・)
↓さらに進んだトコ。(信号機とポイントの存在意義は・・・?)
風が強くどうにも体がしばれるため、以降は待合スペースの引戸を締め切り、松江で買っておいた駅弁を食べました。美味かったけど、とにかく孤独で寒かったっす。列車が来るまでもう30分はありましたが、外には出ずにじっとしていました。
やがて先ほど居た踏切が鳴り出しました。
孤独感一杯だった私にとって、その音は何よりも心強かった!(鉄道のありがたみを実感!)
・・・その11に続く。