こんばんは、タクマです。
いよいよヨーロッパサッカーの23-24シーズンが開幕しましたね。
各地で盛り上がりを見せるなか、チェルシーがまさかの低迷に陥っています。
ではなぜチェルシーが勝てないのか、疑問を持ったかたは多いでしょう。
そこで今回は、チェルシーの戦いぶりを振り返っていこうと思います。
まず22-23シーズンについて説明する必要があり、リーグでなんと11位。
チャンピオンズリーグ出場権どころか、ヨーロッパリーグ出場権も逃してしまいました。
チェルシーに多大な貢献をしたアブラモビッチに変わり、べーリーがチェルシーのオーナーに就任します。
ベーリーといえば、メジャーリーグのドジャースに就いており、そしてチェルシーのオーナーに就くわけですが、
サッカーの知識が十分ではないことから、不安を持ったかたは多いはずです。
まずトゥヘル監督を解任し、ブライトンで躍進を見せていたポッターの強奪に成功します。
そして冬の大型補強でポッターを後押しするのですが、チームの成績が上向かずにいると解任されてしまいます。
ランパードを再任しますが、精神力重視のサッカーに技術重視のサッカーに合わず、結局解任。
ポチェッティーノ監督が就任したのですが、9月の得点数はなんと0。
確かに失点しなければ負けないのですが、サッカーは点を取らないと勝てないことは理解を示しているでしょう。
では今シーズンの問題点を説明していきましょう。3点話していきますね。
1 絶対的なストライカーの不在
まず挙げられるのは、先程説明したようにストライカーが不在なこと。
チェルシーはかつて、ディディエドログバ、ジエゴコスタ、ロメルルカクと優秀なストライカーを輩出してきました。
ドログバといえば、左右両足、ヘディングとゴールを量産しました。
11-12シーズン決勝では、強烈なヘディングを決めると、PK戦でもきっちり決め、チーム史上となるビッグイヤーを成し遂げたのです。
ヌンクンクはストライカーというよりは、シャドータイプであり、獲得は急務と言えますね。
さらに怪我で離脱しており、復帰に向けて彼には頑張ってもらいたいものです。
2 ウイングの質が低下
次にウイングの質が低いこと。ここのポジションではアザールが対峙する相手DFを何度も置き去りにしてきました。
現在ではムドリク、スターリングが所属しており、確かにドリブルは一級品でありますが、守備に難があります。
ムドリクについてなんですが、確かに才能は光るものの、評価が難しい選手とされております。
続いてスターリングは、マンチェスターシティ時代と比較すると、明らかに守備の質が落ちたことから、
ポチェッティーノのサッカースタイルに浸透していないことで苦戦を強いられていることでしょう。
前線からプレスをかけて奪い取ることで力を発揮できるので、彼らには冬までに完成してほしいです。
3 経験豊富な選手が限られていること
最後はなんといっても経験不足にあるでしょう。
ポチェッティーノ自身も次のように話しており、
パフォーマンスは素晴らしいと言うわけではないが、ゴール前での落ち着きに欠けている。
最低限努力し、最善策を一刻もはやく見つけ出さなければならない。
と語っていたように、守備では大ベテランのチアゴシウバがいるように、若手に偏っていることから、
経験豊富な選手が不可欠といえるでしょう。若手が育っていればそれでいいのです。
しかし経験豊富な選手がいるかいないかで変わってきますし、今後のチェルシーには不可欠な要素だと言えます。
さらにアシスタントコーチを勤めていた、ブルーノサルトールも退任したらしく、環境変化も大幅に変わりそうです。
さて問題点をおさらいしてきましたが、チェルシーの復活はかなり時間がかかると思います。
ではチェルシーは強い時代に戻ってこれるのか?の問いですが、あくまで申し訳なく個人的な見解ですが、
すぐに優勝するような未来はないのかなと思うのです。
現状抱えている問題点でも分かるように、多くの選手たちが経験を積まなければならないことから、
戦術どうこうより、選手たちに問題なのが伝わってきますね。
モウリーニョ時代からずっと注目していたチームですし、再度申し上げますが時間がかかってもいいので、
ゆっくりと復活を目指してほしいです。
みなさんも強いチェルシーが帰ってくることを信じましょう。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。