
たかぴょん“高塚智人君(ゆーりんプロ所属)”が出演する舞台。
「智恵子抄」を観てきました!
「智恵子抄」は彫刻家、高村光太郎が妻である智恵子への思いを綴った詩集です。
学生時代に触れたことがあるという方も多いのでは無いでしょうか?
「あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川。」
から始まる「樹下の二人」なんかはとても有名ですね。
舞台を観た感想は「圧巻」でした。
画家で有りながらも、色を視ることが出来なくなり徐々に崩壊していってしまう智恵子。
壊れていく妻を、それでも抱き締めて離そうとしない光太郎。
そんな二人の愛は悲しくも満たされていて。いくら混沌の中に沈んで行こうとも、決して濁ることの無い澄んだ美しさが内包されていました。
恐ろしくもありますが、少しだけ憧れてしまいますね。
そして、たかぴょん!
やっぱり良い声だったなー。
今回は光太郎の甥、高村規役で出演していたのですが、瓦解していく舞台をしっかりとした語りで繋ぎ止めていました(上から目線じゃないですよ!(汗))
ぶれる事の無い規。
引き込まれそうな自分を落ち着かせてくれました。流石です!
おまけ。

智恵子抄に因んで、梅酒です。