東光山 大日寺は佐伯市船頭町にあります。
高野山真言宗の寺院です。
慶長13年(1608)
土佐の長曾我部元親公の血を引く秀乗律師が開基した寺院です。
九州八十八カ所三十番目の札所として知られています。
本堂・護摩堂・山門は江戸時代後期の建築です。
本堂、山門などの丸瓦には菊の御紋が飾られています。
その御縁で山本五十六大将の参拝記録が残されています。
中央には高さ約7メートルの厄除大師像が参拝者を見守っています。
大師像の周りを一周すると、
八十八カ所をお参りしたのと同等の御利益があるそうです。
境内には「菊姫伝説」の弁財天が奉られていて、美肌の女神として親しまれています。
「菊姫伝説」とは、佐伯藩の家老の娘、菊姫が、
この寺に籠り祈りをあげたら、弁財天と大蛇が現れ美肌になったと言う伝説です。