塚原古墳群は敷地の下を高速道路が通るという、
全国でも珍しい古墳群です。
 
 
高速道路の建設に伴って、その規模の大きさが確認され
 
 
県民上げて保存運動の結果残されました。
 
 
敷地内には前方後円墳や方形周溝墓、円墳などがあり、
 
 
総数は約500基。九州最大級の古墳群です。
 
 
サクラやアジサイ、コスモスなどの花も植えられ
季節をとわず多くの人が訪れています。
 
 
敷地内には歴史民俗資料館や天文台、
遊具なども設置されています。
 
 
ちなみに九州の他の代表的な古墳群は、
西都原311基、新田原207基、持田85基、生目51基、(宮崎県)
八女300基、(福岡県)
川部高森126基、(大分県)
 
 
古代、熊本には大きな勢力がいたことが分かります。
 
 
なお大分県の湯布院にも「塚原」という地名があり、
古墳のような円形の塚が99あります。
「塚原九十九塚」と呼ばれています。