皆さんはしっているだろうか、魔法のランプを。
おそらく知っているだろう......
そう、魔法のランプとは
「ランプのふたをこするとカレーがあふれて止まらなくなる
カレー無限製造機である。」
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魔法のランプを知ったきっかけは、とあるアニメだ。
そのアニメは、まさにクソガキのバイブルとも呼べるもので、幼少期の人格形成に大きく影響を与えた。
その中で、ランプは登場していた。
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カレーは単純に見えてこだわりがすごいのだ。
我が家では長男・三男は辛口、次男は甘口でないと食べない。
さらに、盛り付け方は長男はぶっかけ派※1、次男はセパレート派※2、三男はウルトラセパレート派※3である。
このように、我が家ではカレーの味、盛り付けに関してとてもめんどくさ...強いこだわりがある。
そのこだわりの渦中の中発見されたのが、魔法のランプに入ったカレー。
だがしかし、これに興味を持ったのは次男ただ一人。
もちろん小遣い(お年玉の残存兵力)で買うのであった。
この時、次男は平和的にこの魔法のランプを使えると思っていただろう。
しかし、これが三兄弟の争奪戦のきっかけとなる。
※1ぶっかけ派とは......
我が家の中で、ご飯の上にカレーをぶっかけるスタイルをこよなく愛する派閥。成長するにつれ、この派閥に収束する。結局一番楽。
※2セパレート派とは......
我が家の中で、ご飯を大陸、カレー海のようにご飯の側面にカレーが接するように盛り付けるスタイルをこよなく愛する派閥(ただし、ご飯とカレーの位置関係は問わない)。ご飯とカレーが接している境界面から食べるのが一般的である。だが、稀に後述するウルトラセパレート派のように外側からご飯をすくい、反対側のルーにつけて食べる者もいる。ちなみにセパレートタイプには大陸-海型や島ー海型などがある。
※3ウルトラセパレート派とは......
我が家の中で、ご飯とカレーを別皿に盛り付けるスタイルをこよなく愛する派閥。三男はご飯をカレーにダイブさせるつけ麺スタイルで食べている。めんどくさくなると、いきなりカレーをご飯にかけるぶっかけ派に転向する。洗い物が一皿増える、まさに親泣かせの派閥である。