こんにちは。
草と暮らし研究家のささきたくこです。
岩手県紫波町の西側、奥羽山脈の麓に住んでいます。
目の前が田んぼ、裏が川です。
山にはいって時々遊びます。
こんなとこ!



改めて、「たまくさ」という屋号で、ここで草と暮らしのワークショップや講座をひらき、
民泊を運営しています。

とても大事なお話をします。
長いです、お読みいただけたら嬉しいです。
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突然(のようで、そうでもないかも)ですが、
敷地内の築100年を超える小屋を改築して、
いのちがととのう、野草カフェ場(バー)
をつくります。(宣言)

※右は友人が書いてくれた宣言書です。
【自分のことと草のこと】
雑草として厄介なイメージもありますが、
暮らしのすぐそばにある草たちは、実はわたしたちの暮らしに役立つものが多いのです。
食べたり、飲んだり、お手当に使ったり。美容にも役立ちます。
それに、励ましてもくれる。
日々を過ごしていると、ちょっとしんどい時があります。
「なんか頑張っているし、日々もそれなりに楽しいんだけど、
でもなんだか、ちょっとゆるんでなくて、それはわたしの思う心地よさとはちょっと違う…」
そういう時は、草を見に外に出ます。
そしてぷらっと庭や自然の中の草に意識を向けると
「大丈夫だよ~」
「ちょっと他の目線でいこうか!」
なんて言われている気がします。
そしてその草を摘んでそっと水に浮かべて、飲みます。
これ、手軽に草から大地のエネルギーチャージする方法です。
「野草ちゃんたち、よろしくね~~」という気持ちで、
日々草と接しています。

そして、きっとこれを読んで下さっている皆さまも、
身近な草や花に目を向けたとき和んだり、元気を頂いたり、
微笑んだりすることがあるのではないでしょうか。
植物には人に寄り添う、そんな力がありますよね。
そういう時、わたしたちは植物で知らずに自分を整えているのだと思っています。
野草には知恵があります。
自分のいる環境で生き抜く知恵です。その知恵は抗菌作用だったり、
保水作用だったり、環境にあったものとして現れ、それが私たちに役立ちます。
草のいのちから、わたしたちに必要ないのちのエネルギーを頂いています。

野草ですぐ思い浮かべられるのは、
ヨモギ、ドクダミ、スギナ、ハコベ、タンポポ、クローバー、オオバコ、…
などでしょうか。
そのほかでも意識していない無数の野草たちが、
当たり前にわたしたちの生活圏で生きています。

ちょっと前までは野草は暮らしの中でたくさん利用して暮らしていました。
身近かなもので整える…
遠くの国のものもいいですが(個人的には大好きです)
すぐ手に入るもので整えていく。そのひとつが野草です。
今、その野草の力を見直す動きが出ています。
【場づくり】
小屋を利用して「場」を作りたい、と
もうずうっと何年も思っていました。
小屋は子どもの頃から遊んだり、農作業の場だったり、思い出深い場所です。

そして、野草が面白いという事をもっと知ってもらいたいと思っていました。
「小屋」+「ずっと携わっていきたい草」
=
「小屋で野草カフェバー(場)」
という着地です。
(ベクトルの先、わりと行きつきやすいですが~~)
この場がたまくさのもうひとつの景色になっていって、
今までの活動と交わり拡がっていくと思っています。

【そして、やりたいこと】
野草カフェバーって?

*手軽に野草(大地)のエネルギー補給が出来る場所
草は土に根差し、そして大地のエネルギーをわたしたちに与えてくれている存在です。
なんなら、そのエネルギーは地球のエネルギーで、
それは宇宙のエネルギーであるとも思っています。

<こんな時におすすめ!>
日々の生活に疲れてなんとなく、
ひとり普段の場所を離れてホッとした時間を持ちたい、
そんなとき野草のお茶で心も体もリラックスしたいと思っている人に。
楽しいお酒が飲みたいけど、
できることなら一緒に大地のエネルギーも感じながら酔っ払いたい人に。

<バータイム妄想>
アルコールに仕込んだ野草やハーブのビンを棚に並べると
色どりが美しくて選ぶ楽しみも増します。
ハーブも組み合わせて、美肌や疲れ、強壮などのテーマでもお酒が選べると面白いですよね。選んだお酒の植物と選んだ理由について、ひとしきりママ(わたし)のうんちくを聞かされちゃいますが、それがルールと思って下さい。笑

野草のメニューについて
野草をブレンドしたお茶はしみじみ美味しくて
野草をいれたカレーは味わい深い。
お茶は、我ながらいつも美味しいなと思います。
たまくさの庭から畑から目についた野草を採ってきてブレンドしています。
ブレンドは、その時々の野草のセッション。
同じようでおんなじではなくて。
数種類のブレンドのお茶は野草のそれぞれの知恵をまあるく含み、
ほっとさせる味わいです。

たまくさの庭や畑の野草でつくる野草塩は、それだけで酒の肴になります。笑
調味料としても重宝します。

野草ってこんなに香りがいいの、とびっくりされる野草塩でつくるおむすびはしみじみ美味しい。
そしてこれでもか、と野草をふんだんに入れたカレーは、
実は癖がなく、深い味わいです。
講座で野草のランチを出したあと、参加者さんから
「ここで野草ランチを食べると3日くらい身体の調子がいい」と言って頂いた事があります。
そうなんです、身近な野草は実はパワーフードなんです!

*そして、ここは集会所にもなる
この場所をみんなが集まる場としても使っていこうと思っています。
お店という開かれたスペースがつくる空気感のあるカフェ、
集まりやすいですよね!今までは自宅で開催していたイベントや講座を、
これからはここで開催します。

<セッションルームも作るよ!>
いま小屋にある布団部屋も、その空間を活かして小さなセッションルームにする予定です。
トリートメントやお手当、対個人でのワークなどに。
是非、この空間をイベントや講座など多目的にみなさまにも
お使い頂きたいと思っています。
講座のほかグループのイベント、ワークショップ、座談会、キッチンも使えますので、料理教室にも。
野草のお茶だしますよ~
【改築のわくわく】
小屋の改築は岩手県では古民家再生で今、引っ張りだこの
川原一三さんにお願いしています。

川原さんは誤解を恐れずに言えば、小屋と「会話」し、
使い手との調和を図り、現代のいい所と昔の技術の素晴らしいところを合わせて、
古い香りを損なわず、居心地の良い空間に改築をして下さる大工さんです。
だから引っ張りだこなのです~
「ここは気がいいね、ひとが集まってくる空間になるよ。
琢子さんのやろうとしている事は、これからの時代には必要になってくると思う。」
川原さんから言って頂いた言葉です。
川原さんが関わって下さる事も大きな喜びです。
【この場所で】
この場がたまくさのもうひとつの景色になっていって、
今までの活動と交わり拡がっていくと思っています!

たまくさの「たま」は「ひかりかがやく」、「くさ」「いのちの総称」として、
「いのちが輝く」という意味でこの名前をつくりました。

そして野草は、ただそのままで美しい、いのちのひとつです。
その美しさ強さをわたしたちはまた、改めて見直してもいいのじゃないのかな。

この草、ほっとする、なんだか気になる、という感じが、
わたしには大事なことです。
人とおんなじで、「気になる」とか「心地よい」の感覚で野草に触れていく事は、
自分の大事を見つめていく事でもあると思っています。
その上て、草の個性(役に立つこと、効能)も大事にしていきたいと思っています。
どこからかダウンロードしてきたわたしのこの想いは
必ずや草も宇宙もほかの誰かも望んでいるはず。
カフェバーであり、ワークショップや講座も出来る場、集まれる場所。
いのちが充填されるような場所を、ここでつくりたい。

一緒につくりませんか。
ひとりで、誰かと誘い合わせてやってきて、
変える時は肩から力が抜けて笑っていく場所にしていきます。
そして、この内容でクラウドファンディングを開催します!
応援よろしくお願いします!
LiNEチャットを作りました!
是非ご参加下さい!
オープンチャット「たまくさ 野草カフェバーをつくる!」
たまくさの情報はこちらから。
<HP> https://tamakusa717.wixsite.com/home
<Instagram> istagram.com/tamakusa_kurashi/
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こんなこと言う、あんた誰?(今更。笑)

【プロフィール】
たまくさ 佐々木琢子
岩手県紫波町在住。草・暮らしをキーワードにイベント・ワークショップを開催。民泊運営。
草とわたしたちのいのちが共鳴しこころが整う場所づくりを準備中。
終電を気にして、さらには時々逃して帰るというトーキョーサラリーマン(ウーマン)時代は、季節は着るもので判断していました。地元岩手に帰ってきて、朝から夕方まで日没とともに終われる園芸店スタッフになりたての時は、植物に触れる事が何よりも楽しくて楽しくて自然とにんまりしながら仕事をしていました。
導かれるように植物療法と言われるハーブ、アロマテラピー、フラワーエッセンスを学びます。
そのうち、遠くの国のものじゃなくても、栽培していなくても、足元の草が、きらきらといのちを放っていて、そのいのちを頂く事で十分じゃないか、と思うようになりました。
園芸店の仕事は多岐に渡り楽しかったのですが、肩書が増え、暗くなってもPCの前にいる仕事が主になりもう少し違う事をしようかな、と思ってお世話になった職場を退職しました。
そして今ここにいます。
以上です。決意表明です。
ほんとに長文、お読みいただき、ありがとうございました。