takujiroo杯 in 群馬県、2本目は「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸」です。

 

 
 

館林市の龍神酒造さんが造るお酒。

 

館林市は群馬県南東部、栃木県に隣接する市。

この細長く突き出した部分、群馬県では「鶴の首」に例えているようですが・・個人的には「マンタ(巨大なエイ)の尻尾」に見えますね。

 
 
 
 市内には「文福茶釜」の舞台である茂林寺があります。
 
 

 龍神酒造さん、なかなか凄い名前ですが・・

 「蔵内に掘られた龍神の井戸より汲み上げるやわらかな極軟水を仕込水に・・」

とのことで、この井戸が先にあり、そこに酒蔵を造ったようです。

 
 

 

銘柄になっている「尾瀬」は群馬・福島・新潟の3県に広がる美しい湿原地帯。唱歌「夏の思い出」でも歌われています。

でも尾瀬と酒蔵のある館林市って結構離れているんですよね・・。

 

 

 

 さて、どんな味でしょうか。


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うん! 綺麗な甘みですね!

大吟醸らしい、柔らかな飲み口。極軟水で仕込んでいる影響もあるんだろうな。
そして綺麗な甘みが印象的。酸味は控えめ。

雪どけというより、もっと春のほんわかした陽気を感じさせる味わいですね。

2日目以降は酸味や苦みが増して来ましたが、元々甘めなのでバランスはいい。味に深みが出て来て、個人的にはこちらの方が好みでした。

常温やぬる燗でも美味しかったです。


【尾瀬の雪どけ 純米大吟醸】 ⭐⭐⭐⭐⭐