5月19日(日)。
今日は藤原さくらさんのライブを観に、NHKホールに行きます。天気は曇り空。
彼女もFMラジオで耳にして「おっ、いいな」と思ったアーティストのひとり。
低めでブルージーな「スモーキー(Smoky)」と形容されることが多い声質と、曲の良さに惹かれたのですが、調べたらまだ20歳ぐらいで驚いた記憶があります(今は28歳らしい)。
「和製ノラ・ジョーンズ」と言われることもありますが、ノラ・ジョーンズを初めて聴いた時なんて「ベテランのおばちゃんシンガー」だと思いましたからね(こちらは22歳だった)。ちなみにノラ・ジョーンズも好きで、武道館ライブを観に行ったことがあります。
女優としてドラマに出演した時も驚きましたが、そちらは全く観たことが無いので知りません。最近はテレビCMにも出ていますね。
そんな藤原さくらさん、以前からポップス、ロック、カントリー、ジャズ、ヒップホップ、タンゴ?など幅広い音楽性がありましたが、最新アルバム「Wood Mood」はグッとJazzyな世界に。なので今回のライブもウッドベースにドラムはブラシで・・と想像していますが、さて。
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我が家からNHKホールへは、JR常磐線とそのまま繋がる地下鉄千代田線で、都心部を横断することになります。電車だけでほぼ1時間。久しぶりの都会。
原宿付近は人だらけですねー。イベントやらライブやらが重なっているようで、人混みをくぐり抜けつつ会場に到着。雨がポツポツ降っています。
今回は2階席の後ろの方で、ステージは結構遠いですね。NHKホールといえば紅白歌合戦、3階席まである大きなホールです。
客層は幅広いですが、女性が多いかな。
冷房が効いていてちょっと寒いぐらい。
さあ、どんなライブになるのか楽しみです。
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ライブ終了。
ほぼ「Wood Mood」なライブでしたね。ステージのセットや照明も含めて「森の中」な雰囲気。
客席も拍手以外、しんと静まって聴き入っている感じ。そして皆座って聴いている!(普通?)
近年観たライブの中で、一番大人な雰囲気でした。
そんなしっとりした空気感に、彼女の歌声が良く合います。バンドも凄腕ジャズミュージシャン揃い(だと思う)、流石の演奏でした。
終了後、他のお客さんが「疲れがとれた」と言っていましたが、確かにそういうライブでしたね。
・・ただ、個人的な好みとしては前作までの方が好きですね、やっぱり。ちょっと渋すぎというか。
ジャズは好きなのですが、難しい音楽は苦手なのです。特にリズムの部分で自然に身体が動き出すような、そういうストレートな音楽が好き。
その意味でも、ステージの終盤で演奏された2020年発売のアルバムに収録されている「spell on me」は最高でした。こういう曲をもうちょっと聴きたかったかな。あくまで個人的感想ですが。
まあ心の赴くままに、様々な表現方法で活動するアーティストですからね。この先も注目して行きたいです。
帰路に乗った電車が途中の駅止まりだったので、ついでにそこのもつ焼きやで打ち上げ。