takujiroo杯 in 栃木県、5本目は「四季桜 特別純米酒 黄ぶな」です。



宇都宮市の宇都宮酒造さんが造るお酒。
宇都宮市は栃木県中部、県庁所在地で政令市。栃木県はもちろん、北関東で最も人口の多い市です。


宇都宮といえば餃子が有名。私も2回ほど餃子(&ビール)目当てで行きましたね。
宇都宮が餃子のまちとなったのは、市内に駐屯していた第14師団が中国に出兵したことで餃子を知り、帰郷後広まったことがきっかけです』(宇都宮市ホームページより)


明確な定義は無く、店によって様々な餃子を提供しているようですが、野菜が多くて肉やニンニクは控えめ・・というお店が多いようです。



「黄ぶな」は、宇都宮の郷土玩具。
江戸時代に疫病が流行した際、村人の一人が宇都宮の田川に泳いでいた珍しい黄色い鮒を釣り上げて病人に食べさせたところ、病気が治ったという言い伝えがあります。その後、なかなか釣れないその黄色い鮒を模した張子で作り、毎年無病息災のお守りに家に飾るようになりました。それが郷土玩具「黄ぶな」です。
(宇都宮酒造ホームページより)


デザインがかわいいですよね。我が家の車のキーにも、一時期この「黄ぶなキーホルダー」がついていました。

「たとえ小さな盃の中の酒でも、造る人の心がこもっているならば味わいは無限です」をモットーとする宇都宮酒造さん。さて、どんな味でしょうか。


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うん、深みのある味わいですね!

スッキリ系のお酒が続いたこともあり、しっかりとした味わいのお酒だな、というのが第一印象。
甘み、酸味、旨味などバランスが良く、深みのある美味しさです。

が・・ちょっと苦みが気になる。どの温度でも苦みが強めで、好みの問題だとは思うのですが、そこだけが惜しい。
基本的にはいいお酒でした。


【四季桜 特別純米 黄ぶな】 ⭐⭐⭐