一昨日、妻と「グリムスパンキー」のライブを観て来ました。



松尾レミさん(ボーカル・ギター)と亀本寛貴さん(ギター)のユニットで、今年でメジャーデビュー10周年だそう。

『1960 - 70年代のロックブルースを基調にしながら、独自の感性と現代的な感覚で昇華させたナンバーによって新しさを感じさせるサウンドを鳴らし、幅広い世代を唸らせる男女2人組ロックユニット』
(Wikipediaより)



音楽好きには有名だけど、一般認知度はあまり高くないかもしれません。
パワフルでハスキーな松尾さんの歌声、多彩で表情豊かな亀本さんのギター。FMラジオで聴いて以来、好きなアーティストの1つになりましたね。


そんなグリムスパンキー、全国20箇所以上でのライブツアー真っ最中。ホールではなくライブハウスが主な会場のようです。

私が行ったのは、柏の繁華街にあるライブハウス「柏PALOOZA」。自転車でも行ける近隣です。


オールスタンディングで、おっさんにはちょっとキツいな・・と思っていたのですが、客の年齢層が高くてびっくり。ほぼ40〜50代、明らかに60代以上の方もチラホラいる一方で、若者の姿はとても少ない。そういうファン層なんですね。


ご覧の通り、こぢんまりとしたステージ。
お客さんは200人弱ぐらいでしょうか、狭い会場がパンパンでした。

19時開演。ドラム、ベース、キーボードを加えた5人編成で、最新アルバムのナンバーが中心ながら、時折以前の名曲たちも。

いや、良かったです。素晴らしいライブでした。

ノリノリのロックナンバーよりも、少しオフ気味の曲の方がボーカルもより活きて、彼らの良さが現れている気がしましたね。

曲間のMCもまた(いい意味で)普通なんですよね。親近感が湧くというか。変に力んだり、カッコつけていない感じが良かったです。
サッカー好きの亀本さんは柏レイソルネタも。

そして改めて思ったのは「プロってやっぱ上手いなー」という事(当たり前)。何気ない演奏の1つ1つが違います。
真似は出来ませんが、刺激は受けますね。



ライブ後は近くの飲み屋へ。
立ちっぱなしで疲れた身体を休めつつ、美味しいお酒と料理を頂きました。


グリムスパンキーにはいい曲がたくさんありますが、中でも個人的に一番グッと来るのがこれ。
今回のライブでもアンコール前のラストナンバーとして演奏されていました。


デビューアルバムに入っているから、もう10年前の曲なんですね。
こんな時代は随分昔の事だけど、今でもほろ苦さを伴って胸に響きます。
こういう所がミドル世代を引き付けるんだろうな。


やっぱり音楽はいいですね。
ではまた。