茨城に行くなら、行った記憶が無い「袋田の滝」かな?と思い、調べるとそっち方面に酒蔵がたくさんある。これなら酒巡りも出来るなと。

が、この地域は山岳地帯で大きな町は無い。比較的近いのは海沿いの日立市だけど、工業都市のイメージで面白くはないかな・・と思ったのですが。


酒蔵が4軒もある、というのも惹かれたのですが、何より興味深い神社が市内に3箇所もあり、これは面白そうだな・・と日立泊を決定したのです。

茨城旅2日目は、そんな神社巡りをして来ました。



ホテルをチェックアウトして、まずはJR日立駅へ。

ガラス張りのお洒落な建築は、電車の駅には見えません。

そしてすぐ向こうは海。駅から雄大な太平洋を一望出来ますが・・



モノクロ写真に見える。灰色の空と海。


日の出が綺麗なようで、ネットからお借りした画像を。



素敵な駅です。


駅ナカのお店でお土産を購入しつつ、まだ入手していない日立市の地酒「玉の雫 純米吟醸酒」「菊乃香 純米」もゲット。



そして「御岩神社」へ向かいます。

ここはパワースポットとしてかなり有名らしい。何でも宇宙飛行士さんが宇宙から見たら、この辺りに光の柱が見え、調べるとこの御岩神社だったと。



その辺は良く分かりませんが、確かに雰囲気は素晴らしかったです。

鬱蒼と立ち並ぶ巨木、サラサラと流れ落ちる清水。辺り一面苔むして、視界が緑色に染まります。




私見ですが、神社仏閣って建物とかは後から付け足したものに過ぎず(どちらかと言えば邪魔)、大事なのは「場」なのだと思っています。

その意味でここは素晴らしかった。自然と深呼吸をしてしまう感じ。単に空気が美味しいといえばそれまでかもしれませんが・・何かリセットされる感じがありました。


次に向かったのは「泉神社」。
ここは御岩神社のような山中ではなく、町中にあります。それでも優しい空気感があるのは、この泉のせいかも知れません。


こんこんと湧き出る水はかなりの量で、蒼く染まって美しい。ここも御岩神社とは違った雰囲気の「場」として素敵でした。


最後に泉神社から近い「大甕(おおみか)神社」へ向かいます。
ここはすぐ横を交通量の多い街道が通っており、また境内も何やら工事中で、雰囲気としてはイマイチでしたが・・

拝殿の横に「宿魂石」という岩山があり、ここに悪神が封じ込められているという伝説があります。
この頂上に本殿があり、鎖に掴まりつつ岩を登って行くのですが、なかなか大変。


頂上付近から見上げた本殿。ここもやはり「場」なんだなと納得。ここだけ違う雰囲気がありました。

こういうのは登りより下りがキツい。足が攣りそうになりつつ降りると、雨が降って来ました。
もうちょっと早く降り出していたら、危なくて登れなかったでしょうね。


ということで、茨城旅は終了。計8本の茨城酒を入手出来ました。



で、この前に通販で6本の茨城酒を購入していたので・・


14本もあるなー。しばらくは楽しめそうです。


ではまた。