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日本の美容はサスゥーンの登場と共にセットからカットの時代に変わりました。シザーズを使ったカットが一般化してきたのは、今から約40年ほど前にサスーンによるカットテクニックが紹介された事が始まりだと言われています。それまでのカットの意味は「セットの時に邪魔な余分な毛を切る」程度のテクニックでしかなく、あくまでも主流はセットでした。日本にもカットをメインに考えたスタイルがなかったわけではなく、「ウルフカット(オオカミヘア)」、ベリーショートの「セシールカット」、映画で有名になった「ヘップバーンカット」など有名なスタイルがありました。しかし、この頃はドライヤーの出力が弱く一般ではロッドを使ったセットが主流でした。
サスゥーンカットの基礎は4.5インチシザー(1インチ約2.54cm)で、カット&ブローがメインになってきたのはやはりサスーンが来日してからではないでしょうか。パネルを引き出して髪の毛に対して垂直に切る「ブラントカット」がサスーンによって作られてきました。この時がカットシザースの始まりと言って良いと思います。当時のカットシザースは4.5インチのメガネタイプでサスゥーンの大きな手の中に隠れてしまうような今で言うところのミニシザーを使っていました。
日本製シザースは当時、床屋さんを対象にハサミを作っており美容師さんのブラントカット用のシザースはドイツのヘンケル社の物を多く使っていたようです。その後、日本のメーカーも本腰を入れてブラントカットシザースを作り出し現在では世界一の技術を誇るまでになりました。(間違いなどあった場合はご了承下さい。)
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水谷理美容鋏製作所 パートナーディーラー
シザーズエンドレス
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