№222
いつも当院のブログ訪問ありがとうございます。
患者さんの悩みに生活の背景を推察する事から問題を紐解く
『貴方の体の管理人』拓北ひまわり通り整骨院の
健康アドバイザー高桑です
患者様たちへ少しでも役に立つ情報をお伝えする為に存在する
拓北ヒマワリの毎日ブログです。
この情報によって少しでも皆様の調子が良くなってくれれば幸いです。
私達鍼灸整骨院の守備範囲。
整骨としてはケガです。
慢性期に特徴的な東洋療法の鍼灸治療。
この二つの柱で日々診療に当たっています。
しかしながら『それ以外の症状』に出くわす事は
日常茶飯事です。
そんな中多く聞かれるのが、『あまり眠れない』 です。
体調の不良がある方にはこの不眠が多くつきまとって
いるように感じます。
不眠が継続すると睡眠負債に陥るとはニュースでも
一時取り上げられた事がありますね。
取り戻そうとしても過ぎてしまえば取り戻しづらいとの事。
なので毎日訪れる睡眠時間の為に本日からトライです。
胸椎と呼ばれる肩甲骨あたりの間の背骨が
少しずつ硬くなってきて、枕なしで仰向けに寝づらくなってきます。
同時に胸の筋肉（大胸筋）が縮んできて背中が
丸くなってきます。
もとは整形疾患を対象として考案された矯正術です。
でも、布団で寝てみると両肩関節が少し浮き気味に
なってきます。横から見ると首の後ろに手が腕まで
すっぽり入るくらい浮いてきます。
背中の丸い部分が布団に触れて、他が触れにくくなります。
すると少しバランスが不安定気味に。
小さな影響と思いますが、不安定なバランス状態では
安眠が難しくなってきます。
矯正後は突然布団に沈んだような感覚を得られます。
安定性がアップするんですね。
すると布団に背中の接地面積が増えてくるので、
仰向けに寝るととても安定感が得られます。
安定感が増えると安心します。
安心すると深睡眠へと導かれるという考え方です。
実際その様な方達にこの施術後数日間は
安眠傾向にあるようです。
矯正術は歯の歯列矯正と似ていて、
数年単位とまではなくとも数ヶ月は必要な技術です。
週に２回ほど３～４ヶ月ほど継続していただけると
脊柱の柔らかさを獲得してきます。
いつでも仰向けで高い枕を使用せずとも
地面に横になることがしやすくなってきます。
地面に横になることなんて元々は当たり前のことなのに、
経年経過によりこんな動作まで難しくなってきます。
その背景にはパソコン・スマホなどの現代社会背景も
原因のひとつと考えます。
背中が丸いままだと首の後ろが硬くなり、頭まで痛くなる方も。
バランスを取ろうとお尻・太ももの後ろまで硬くなってきます。
よくきく坐骨神経痛のような症状まで感じてしまう方も。
痛みの感じる箇所の施術も大切ですが、
人の体はやっぱりつながっています。
上半身の疾患であっても、実は下半身もしっかり関与しています。
まさに
木を見て森を見ず
久しぶりにでました。
施術者も患者さんの問診でどうしても悪い所ばかりを
見てしまう事もあります。
真の完治を目指すべきならばやはり全身をしっかり見定める必要が
あります。
まずは諸検査からしっかり受けてもらいます。
写真を見てもらうと一番驚かれるのは
患者さんです。
まずは一緒にその画像を見てみましょう。
その矯正を受けていただくと、
副産物として睡眠不足気味の方には朗報です。
その前にしっかり睡眠すら取れていない生活を
送っている方には、どんな疾患も治りづらく感じます。
まずもっての基本である『睡眠』
大事ですよー！
なんとなく不調・・・ って表現される方ほど、
基本中の基本である休んでいる時の睡眠の質。
まずはその『睡眠』がとれる環境をしっかり作って
いきましょうね。
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