2つのコンビニで働いていました。

そのうちの一つ、ホワイトB店を5月15日付けで退職しました。

仕事を始めたり辞めたりってのは大なり小なりライフスタイルも変わります。

節目でもあるので備忘録的に書いておこうと思います。

 

コンビニホワイトB店:

2021年2月~2024年5月(勤続3年3ヶ月)

 

 

お給料について

コンビニバイトの殆どは最低賃金での労働

したがって入りたての新人さんとベテランスタッフが同じ時給で働いている~なんてのもザラにある。

 

しかしホワイトB店ではまだ仕事も覚えていない入りたての新人さんとそれ以外のスタッフの時給は分けてくれていた。

さらに職歴が長くなると発注やレジ締め等の責任のある仕事も任されることもあるので(お店にもよるが)そうなると時給も最低賃金プラスアルファの額が増える。

 

私も入社して2ヶ月くらい経つと突然時給が上がった。

 

お店の方針として、オーナーの利益よりも従業員に還元することが徹底されていた。

 

 

労働環境について

コロナ禍だったのでマスクが支給された。

 

店内同様、バックルームも非常にキレイだった。

オーナー的にはモノが多く雑然としていると言う。確かにその通りだが他店舗よりは明らかに整理整頓されている。

そのやり方が効率良い2Sや5Sであるかは別だけど。

 

安心してトイレに行ける

従業員専用トイレはないが店内トイレは男女兼用・女性専用の2室ある。さらにはスタッフの誰かがトイレに行きたくなったとしても他2名のスタッフがいるので安心。

 

更衣室はないがハンガーや荷物置き場がある

従業員数に対して服やモノの置き場に十分な余裕がある。

使っている人は見たことないがバックヤード天井にカーテンレールがありカーテンを閉めて着替えができるよう配慮されている。

貴重品専用ダイヤル式ロッカーも配備されていました。

 

 

福利厚生について

福利厚生ではないが法律通りに有給休暇が付与される。

休暇申請届を提出して休みを取得する場合、キチンと有休扱いとなる。

このご時世、当然のことだけどコンビニ従業員にそこまでしてくれるお店ってどれくらいあるのか?

入社時には就業規則と労働契約書が配付された。

就業規則には出産育児、介護、慶弔等の休暇もあり、いわゆる一般企業の正規雇用と同じような待遇だった。

 

お店の方針として、コンビニで働く非正規雇用者が一般企業の正規雇用と同じように働ける体制を作り安心して働ける場を提供するというのがあった。

 

 

お中元やお歳暮等のセブンギフトの期間中、おでんセールの時などに当該商品を購入してレシートを提出すると後日30%分の金額をお給料に上乗せしてくれる。

 

商品を半額購入できる。

賞味期限消費期限が迫っている商品を半額で購入できる。

この際、原価割れしているがフードロスになるよりも断然良いというオーナーのご意向。

 

販売推奨取消品等をもらえる

本来はまだ販売可能商品だが陳列するスペースがない等で売り場から下げる商品をもらえる。

これら商品を見切り品等として安売りする際はさらに半額で購入できる。

 

野菜や果物をもらえる

近所の農家等から仕入れてお店独自で販売しているがお店が多めに仕入れて従業員に支給してくれる。

 

 

その他

従業員を守ってくれていると感じた。

 

非常識の度が過ぎるお客さまがいると必ずオーナーや店長が矢面に立って対応してくれた。

 

業務中に突発的なハプニングが起きるとオーナーや店長が必ず対応してくれた。

 

お店の方針として、365日24時間営業の中で必ずオーナーもしくは店長が在店することになっていた。

 

駐車場や敷地が広いコンビニだったが店舗出入口や店舗外回り駐車場などはオーナーが率先して掃除をする。

 

 

おまけ

働き始めて1~2ヶ月、常連さんの顔が何となく分かるようになってきた頃、とある常連さんの一人から気に入られてしまったようで・・・。

 

最初はレジでの会話レベルだったので気にしていなかったが、そのうちレジ外の店内のフェイスアップや補充等をしている時に近づいてきて話しかけてくることが増えた。

 

さらには退勤して帰ろうとすると駐車場に停めている車の前で待っていて話しかけてくる。

常連のお客さまなので無下に扱うわけにもいかず。

それが続き、名刺を渡され執拗に何度も食事に誘ってくる。

 

他のスタッフも気付き、それからは私が退勤する時には私の車の所まで一緒に来てくれ、あくまでも仲良く会話している風にしてその人を寄せ付けない感じにして守ってくれた。

 

その後、誰かスタッフがオーナーに話してくれたのだと思うが、ある日、オーナーから呼び出されてそのお客さまのことを尋ねられた。店内店外の防犯カメラでいろいろ確認してくれていた模様。

 

警察に届けることもできるがどうするか?との話になったがさすがにそれはお断りした。

 

結局そのお客さまは出禁になった。

オーナーに出禁にまではしなくても私は大丈夫である旨を進言したが「大切な従業員を守るのは会社として当然のこと。何かあってからでは遅いから」と言われた。

 

そのお客さまは経営者で裕福な人、お店ではたくさんお買い上げ頂いてありがたい限りの人。そんなお客さまなのに・・・と言うと「売上なんて気にしてなくて良いんです。そんな人が買ってくれる売上よりも従業員が安心して働ける方がお店にとっては重要なことなんです」と言われた。

 

すごく嬉しかったけどちょっとやり過ぎでは?と思ったのも事実。

 

お客さまが出禁になったのが私が入社して3ヶ月も経ってはいない頃。

それから3年くらいしか働いていないのでお店には申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

 

 

 

まとめ

ホワイトB店を辞めて一ヶ月が経ちました。
先日、借りていた制服を返却しに行ってきました。
 
「明日、制服返しに行くよ!」
仲良くしていた人にLINEで連絡しました。
 
すでにオーナーにも退職の挨拶はしていたのでお店に行く目的は制服返却のためだけ。その日、オーナーは不在予定だったのですがわざわざ都合を付けて在店してくださっていました。
 
どんな仕事でも立場でも、自分がいなきゃ回らないなんてことは絶対にない。
しかも私は勤続も短く大したことは何もやってない。
私が辞めるに際し、新しい人も採用している。
 
にも拘わらず、
「いつでも戻ってきたいと思ったら連絡ください、ウェルカムです!」
「『来週の月曜日、ヒマなんです!』とかあったら連絡ください!2~3時間でも構わないのでその時は是非手伝ってください!」
 
辞めて一ヶ月が経って落ち着いてくると、
そもそも何で辞めたんだっけ?という気持ちになってくる。
 
続きは”なぜ辞めたのか”について記そうと思います。
 
最後までお読み頂いた方、ありがとうございますラブラブ
不定期でまとめていきます笑い
 
 

(備忘録?回顧録?はまだまだ続く笑