ここはカトリック系の私立の高校で
ミクロネシアの中で優秀な生徒が通い
(お隣のパラオ、マーシャルからもいます)
1番と言われている高校です。
現大統領のモリ大統領も卒業生で
多くの著名人を輩出している学校でもあります。
また、この学校は日本とも関わりがあります。
1938年に馬淵組(現在、馬淵建設)によって建てられ
戦時中は日本海軍の通信基地として使われていました。
2008年、馬淵建設によって無償で校舎が改築されたようです。
なんといってもその校舎の窓がすごいです。
何がすごいかっていうと鉄製で分厚い。
砲弾から守るためだったんでしょうか。
近寄ってみると弾痕の跡が残っています。
正面はペンキで塗って分かりませんが
側面は銃痕がはっきり分かります。
校舎内には戦時中の品物や
生徒の壁画があります。
外には伝統的な造りの建物があります。
ヤップ、チューク、ポンペイ、コスラエ、パラオ、マーシャルそれぞれあり
学校内では共通語の英語を話し
この建物の中では現地語を話してもいい場所らしいです。
ちょうどこの時期は夏休みということで
生徒には出会うことはできませんでしたが
協力隊2人がここで勤めているので
いろいろ案内してもらい助かりました。